こんにちは。
年間100冊以上の本を読むフリーファイナンシャルアドバイザーのNatsumiです。
今日は「本」の話です。
特にオススメの本を厳選して教えてよ!
2019年も大量の本を読んでいる私が
今年読んだ本で、皆さんに読むべき!とおすすめしたい本10冊
を紹介していきたいと思います。
Contents
Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
1冊目は「Think clearly」です。
この本は、2019年一番読んでよかった本でもあり、私が人生で読んだ300冊以上の本の中でもダントツにお勧めしたい本となりました。
それくらい書いてあることがとっても人生に役立つとしか思えないのです。
書いてあることは、タイトルにもなっている通り、
よりよい人生を送るための思考法
なわけですが、
人は誰しも人生で1度は「自分の考え方や、人生の捉え方」に悩んだことがあると思いますが、そんな時、「起こったこと」を「どのように捉えたらいいのだろう/どう対処したらいいのだろう」と悩むと思います。
そうなったときに、「こう考えたらいいんだ/こう対処したらいいんだ」というのを教えてくれるのが、「Think clearly」という本です。
中には、「より良く生きるための思考法」が52個書いてあり、私が感銘を受けた考え方は以下の10個です。
- 考えるより行動
- 好ましくない現実こそ受け入れる
- 幸せを台無しにするような要因を取り除く
- 謙虚でいる
- 自分の向き・不向きの境目をはっきりさせる
- SNSの評価から離れる
- 目標を立てる
- 楽しさとやりがいの両方を目指す
- 嫉妬を上手にコントロールする
- 本当に価値があるものを見極める
- 自分の人生に集中する
この10個ちゃんと実践するだけでも良い人生を送れる気がします。
ぜひみなさんも「52個の思考法」の中から、自分が使いたいと思う考え方を、この本から手に入れてみてください。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
2冊目は「ファクトフルネス」です。
この本も、私の「現状の世界の見方」が変わった一冊です。
この本の説明に入る前に、みなさんに質問です。
「みなさんは世界は良い方向に進んでいると思いますか?」
例えば、衛生環境や住まい環境、教育環境はどうでしょうか?
この質問について考えてもらったところで、この本の内容は
世界に関する思い込みから解放されて、データから世界を読み解く習慣をつけよう
ということを説いている本です。
実は、私はこの本を読むまでは、世界はそこまで良くなっているとは思いませんでした。
なぜなら、アフリカでは内戦があったり、中東ではテロがあったり、日本で流れている世界に関するニュースからは世界の様々な環境が良くなっているとは感じられないからです。
しかし、この本で紹介されている「世界の現実」は、世界の状況は、確実に数十年前よりも「衛生環境や住まい環境、教育環境が改善されている」ということを明らかにしています。
世界で電気を使える人は増えていますし、ほとんどの国で女性も男性と同等の教育を受けることができます。
それでは、
「世界の現状と私の認識のずれはどこからきているのでしょうか?」
この疑問をこの本から読み解くことができます。
まず、問題点として、私たちが得た「世界に関する数字などを用いた情報・現状」は、義務教育や大学の時の情報から更新されていないのではないでしょうか?
しかし、世界の様々な環境は今も刻一刻と改善され、更新されています。
また、「世界の状況が改善された」ことは、なかなかニュースにはならないです。
例えば、「世界の80%以上が何らかの形で電気が使えるようになりました」というニュースよりも、「アメリカが中国に対して報復関税の追加を発表しました」というニュースの方が、注目されますよね。
つまり、「世界の現状と私の認識のずれ」は
- 私が世界の様々な環境についての情報をアップデートできていないこと
- メディアは良いことよりも悪いことを報じる
という理由から生まれているのです。
そのズレを指摘したところで、この本では「世界の正しい見方」を説明しています。
400ページほどある本なので読むのは大変かと思いますが、ぜひ読んでほしい1冊です。
投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント
3冊目は「投資の大原則」です。
私のブログではこれまで資産運用について
「資産は分散した方がいい!」
「集中投資の方が資産は劇的に増える!」
「株だけじゃなくて債権運用もあるよ」
という話をしてきましたが、
今日はその「まとめ」のような話をしたいと思います。
以前投資に関する本として、まず読んで欲しい本を以前2冊紹介しました。
- 敗者のゲーム
- ウォール街のランダムウォーカー
ですね。
「投資をする人だったら絶対読んだ方がいい、むしろ読んでないなら投資しないほうがいい。」
というくらい、投資家には常識の本であると紹介していますが、これらの本にプラスして読んで欲しい1冊が、「投資の大原則」という本です。
「敗者のゲーム・ウォール街のランダムウォーカー」を元にして、その内容をよりわかりやすくまとめた本です。
「敗者のゲーム・ウォール街のランダムウォーカー」は投資家には必須読書の本なのですが、本が厚いだけあってちょっと長いんですよね。
2つの本の内容をシンプルに理解するなら「投資の大原則」はおすすめです。
この本に書かれている、投資の大原則は、以下の5つの通りです。
- 若いうちから貯蓄を始め、続けること
- 会社や国の制度を有効に活用すること
- 「インデックス・ファンド」で分散投資
- 年に1度、資産配分を見直す
- 自分の決めた投資方法を守り、市場の動きは気にしない
投資初心者の方は、ぜひこの5つの「投資の大原則」を肝に銘じて、投資を始めるようにしましょう。
the four GAFA 四騎士が創り変えた世界
4冊目は「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」です。
今や私たちの生活には欠かせない製品・サービスを作り出している巨大IT企業「GAFA」。
GAFAとは、
- グーグル(Google)
- アップル(Apple)
- フェイスブック(Facebook)
- アマゾン(Amazon)
の4社のことをいい、頭文字を取って称されています。
いずれも米国を代表するIT企業であり、4社は世界時価総額ランキングの上位を占めている。
また、世界中の多くのユーザーが4社のサービスをプラットフォームにしている。コトバンクより
ということで、みなさん1度はお世話になったことがある企業ばかりでしょう。
現に私も、
携帯とパソコンはアップルのiPhoneとMacbookを使い、SNSでフェイスブックを使用、気になることがあればグーグルで検索し、アマゾンを使って商品を買う
という生活を送っていますので、「GAFA」すべての会社にお世話になっています。
私たちの生活に欠かせない存在となっているアメリカ企業は、世界な様々な流れを変えてきました。
アップルが音楽配信などをiPhoneのみで完結できるようにしたために、CD販売の売上数が減りました。
フェイスブックが本名での人との繋がりをネットで提供したために、人との出会いが容易になりました。
グーグルが検索サイトを提供したことで、情報に容易にアクセスできるようになりました。
アマゾンがネットでなんでも手に入れられるようにしてくれたおかげで、運送会社が忙しくなりました。
「GAFA」の企業が世界を大きく変え、そして、これからも世界を変えるであろう企業と見なされているために、「GAFA」という単語も出来上がったのでしょう。
「GAFA」のこれからの事業戦略や「GAFA」の目指す未来を理解しておくことが、これからの人生を歩む上でも重要となります。
この本では、GAFAのビジネス戦略を解説するとともに、彼らが私たちの生活そのものにどのような影響を与えているかを解説しています。
GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略
5冊目は「GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略」です。
「GAFA」とは、アメリカを代表するIT企業の総称と先ほど説明しましたが、「BATH」は中国を代表するIT企業の総称です。
- バイドゥ(Baidu)
- アリババ(Alibaba)
- テンセント(Tencent)
- ファーウェイ(Huawei)
の頭文字をとってできた言葉です。
「GAFA」と合わせて8つの企業戦略についてまとめられたのがこの本です。
中国は、今IT分野で世界の覇権を取ろうとして、アメリカと貿易戦争になっています。(関税とかの話ですね)
これらに関わる企業の戦略を理解することも今後の世界を予測する上では重要なことです。
それがこの本を読むと理解できます。
まとめ
ということで、今日は、「2019年読んだ本で特におすすめの読むべき本を10冊厳選・前半」の紹介をしてきました。
これらの本は私も何回か読み返すくらいとても参考になる本なので、是非皆さん手にとってみてくださいね。
それでは今日はこれで^^