こんにちは。
元野村證券女性営業マンのNatsumiです。
この記事では「野村證券」の話をしたいと思います。
こんな質問にお答えしてます。
「朝は早く出社して遅くまで働いている・・・」とか、まあ世の中にはいろんな野村證券に関する逸話が存在するわけですが。
私のこの質問に対する答えは・・・
なんです。
意外ですよね??????
「元野村證券営業です」っていうとだいたいこの質問をされてるのですが、働いていたわたしからすると、
という感じなんです。
というわけで、
と思ったので、今日はこの質問を深掘りしていきます!
- 野村證券の仕事について知りたい人
- 野村證券の労働環境について知りたい人
はぜひ読んでくださいね。
Contents
野村證券の仕事内容について質問形式で答えます
野村證券の仕事はきつい?
答えは「きつい」と書きました。
何を持って「仕事がきつい」とするかにもよると思いますが、
野村證券の営業には、毎月「ノルマ(お客様からの手数料)」というものがあるのはご存知かもしれませんが、1ヶ月の中で相場がいい時もあれば悪い時もある変動商品を扱っている営業マンにとって、毎月同じだけの数字(野村證券マンは手数料のことを数字と言います)を出すのって難しいことなんです。
そういう意味で、このノルマを達成することを継続するのはきついです。
そして、どうしても数字が思うように進んでない時は、上司からいろいろ聞かれます&言われます。
わたしの上司は優しい方でしたのでめちゃくちゃ怒られることはありませんでしたが、上司によってはめちゃくちゃ怒られます。
それに耐えられない人はいくらでもいると思いますし、実際それで辞める人も多いです。
なので、野村證券の仕事はきついと回答しました。
しかし、みなさんが想像している野村證券の仕事のキツさについては、働いている社員と世の中の想像との間にはかなりの差があると思っていて、
- 名刺100枚もらってくるまで支店に帰れない
- 暑い中休むことなく飛び込み営業
- 寒い中コートも着ずに営業
- 電話外交中は休みなくかけ続ける
など、ネットで書かれているようなことを想像されているとしたら、それは違いますし、ここまできつくはありません。
このような営業方法はもうほぼありません。
残っている支店があるとしたら、営業方法に関して相当古い考えを持った人が指導のトップにいらっしゃるのでしょう。
そんな人は今後淘汰されていくべき人間です。
また、社員がどのようなスタンスで仕事をしているかによっても、答えは変わると思います。
既存のお客様を食いつぶすような営業ばっかりしている営業マンの仕事はきついと思いますし、今の状況に甘んじて努力しない営業マンも仕事はきつくなると思います。
本当の意味でお客様に寄り添った提案ができる営業マンや、時代の流れを予測して営業スタイルを変えることができる営業マンは、きっと野村證券の仕事が楽しいと思います。
野村證券は帰るのが遅い?
退社時間もよく世間の皆さんが勘違いされている事柄です。
「ブラック企業=会社への拘束時間が長い」という意味であるならば、野村證券はホワイト企業です。
みんなだいたい18-19時に会社を出てましたね。
ちなみに私は早く帰りたい人間でしたので早い時は17時30分とかに帰ってました笑
そもそも、証券営業の仕事は主に「金融商品の取引市場の時間」で動いています。
商品を買うにも、商品を提案するにも、市場が開いていないとわからない情報をたくさん扱っています。
よって、その市場が終わってしまうと、できることが格段に減ります。
次の日の提案の準備やお客様へのアポイント取りはその時間以外にやることが多いので、自分がうまく時間配分して仕事をすることさえできれば早帰りは可能です。
一番遅い人でも20時には帰っていますので、もしかしたらこのブログを読んでいるいかなる人よりも野村證券の社員の方が早く帰っているかもしれませんね。
野村證券の人は冷たい?
これもよく言われます。
「数字に貪欲で感情のない人の集まりなんじゃないか」と。
そんなことはありません。(すごい偏見が世の中には蔓延しているなあと感じてますw)
野村證券の社員はとっても優しい人に対して温かい人ばかりです。
困っていたら絶対に助けてくれます。
新人時代や2年目までは経験が浅くわからないことばかりです。
新人時代は、インストラクターと呼ばれる先輩がOJTで、わからないことがあればいろんなことを教えてくれますが、2年目になるとその先輩がいなくなり、お客様に提案するまでの全てのことを自分でやらなければならなくなります。
お客様に提案するまでの流れとしては(既存のお客様の場合)
現在保有している資産の現状を把握をする
↓
保有資産で改善策を考える
↓
最適な商品を探す
↓
提案のシミュレーションをする
↓
実際に提案する
こんな感じで進めていきます。
持っている商品の詳細がわからないことも多々ありますし、そもそも自分が知っている商品の数も少ないです。
どの商品が今のお客様の資産内容にぴったりなのか考えるのも大変です。
そうなってくると頼りになるのが先輩、上司の方たちです。
質問に行けば必ず親身に相談に乗ってくれます。
自分の時間を削ってまで付き合ってくれる先輩、上司ばかりです。
自分の数字だけに興味があり人の世話をしてくれない先輩、上司なんて一人もいません。
野村證券の人は人の成功を素直に褒められる?
これは、前の回答にも通ずるところがあるのですが、野村證券の社員は「人の成功を素直に喜び褒める人たちばかり」なんです。
これが私が野村證券の社員がすごいなと思っている理由でして、世の中には「人の成功を妬む人」が少なからずいると思っています。
それは自分への自信のなさや、これまで注目されて生きてこなかったことなどが起因していると思うのですが、
それってめちゃくちゃ悲しくないですか?
自分に自信がないことも、注目されてこなかったことも「自分」がその状況を変えてこなかったことが原因であって、成功した人はその反対のことをしてきたからこと成功してるんですよ。
それを自分が何もしないことは棚に上げておいて、成功した人を妬むって、ほんと浅はかだなって思います。
野村證券にはそういう人があまりいないです。
本当に良い環境だな、と思っています。
例えば、誰かが大きな約定を頂いた時は、社内メールで事例のメールが送られることもありましたし、お祝いでみんなで飲みに行くこともありました。
デキる人が注目され褒められさらにデキるようになっていく
そんな社風のある会社です。
まとめ:野村證券はホワイト企業です
以上、いろんな質問に答えてきましたが、野村證券は皆さんが思っているよりひどい会社ではありません。
少なくとも仕事時間はみなさんより少ないかも、、笑
ただ、ひとつみなさんに理解しておいていただきたいのが、上記のことはあくまでも私が感じた野村證券の1つの顔であるということです。
と言いますのも、野村證券は全国に150ほどの支店を抱える大企業です。
つまり、150の違う会社の集まりといっても過言ではないのです。
支店の雰囲気はそれぞれの支店ごと異なります。
もし雰囲気の悪い支店に配属になったら上記のことは一切ないかもしれません。
なので、私はとってもとっても恵まれていたのです。
このことは一応理解しておいていただけたらと思います。
もし、他に答えてほしい質問がありましたら、twitterでいつでも受け付けていますのでリプライをもらえたらお答えします^^
それでは、今日はこれで^^