資産運用の基礎知識

世界の時価総額ランキングを平成元年と令和元年で比較する

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こんにちは。
元野村證券女性営業マンのフリーファイナンシャルアドバイザーNatsumiです。

今日は「資産運用」の話です。

昨日「日本の時価総額ランキングを平成元年と令和元年で比較」しました。

31年という長い時間で時価総額ランキングは大きく変貌し、
この間に世界や世の中の様子を変えた企業が業績やシェアの伸ばし上位にランクインし、
時代に淘汰された企業はランク外となりました。

日本でもこのような大きな変化があったわけですが、視点を「世界」に広げてみるとどうなるでしょうか。

というわけ今日は

世界の時価総額ランキングを平成元年と令和元年で比較

していきたいと思います。

  • 世界の時価総額ランキングを知りたい人
  • 世界の時価総額ランキングがどのように変化していったか知りたい人
  • 世界の時価総額ランキングの変化からわかること

な人はぜひ読んでくださいね。

平成元年の世界の時価総額ランキング

平成元年の世界の時価総額ランキングは以下の通りです。

順位企業名時価総額
1NTT20兆4,975億円
2日本興業銀行8兆9,500億円
3住友銀行8兆7,000億円
4富士銀行8兆4,000億円
5第一勧業銀行8兆2,625億円
6IBM8兆812億円
7三菱銀行7兆4,125億円
8エクソン6兆8,650億円
9東京電力6兆8,075億円
10ロイヤル・ダッチ・シェル6兆7,950億円

これは「日本の」時価総額ランキングではありませんよ。

「世界の」時価総額ランキングです。

そうです。

トップ10中7社が日本の企業だったのです。

GDPをはじめとする各種経済指標も日本は世界のトップ水準にありました。

日経平均株価は、平成元年12月29日の大納会で3万8915円を付けました。

地価高騰も凄まじく、東京23区の地価が米国全体の地価の合計を上回るといわれました。

平成元年、とにかく日本は「世界の経済のトップ」だったのです。

銀行が時価総額ランキング上位にランクインしていることや、
東京電力の時価総額が大きかったことも、「バブル」の日本を象徴していますね。

令和元年の世界の時価総額ランキング

令和元年の世界の時価総額ランキングは以下の通りです。

順位企業名時価総額
1マイクロソフト112兆7,736億円
2アップル103兆9,716億円
3アマゾンドットコム99兆7,272億円
4アルファベット91兆1,628億円
5フェイスブック59兆8,428億円
6パークシャーハサウェイ54兆4,536億円
7テンセントホールディングス49兆1,832億円
8アリババグループホールディングス48兆3,624億円
9JPモルガンチェース40兆6,404億円
10ビザ38兆1,348億円

なんと31年を経て、「日本企業」は1社もいなくなりました。

米GAFAを含むIT企業と中国IT企業が大部分を占める結果となりました。

また、31年前の1位NTTの「20兆4,975億円」よりも現在の1位マイクロソフトの「112兆7,736億円」の時価総額が6倍以上になっていることから、

世界的には時価総額が大幅に成長していることもわかります。

グーグル・アマゾン・フェイスブックは平成元年の時点ではまだ設立もされていません。

IT分野は1995年にマイクロソフトが「Windows95」を発売してから大きく飛躍しました。

このような新しいIT分野の新しい企業が、生活スタイルを変えてしまうようなサービスを生み出し、社会インフラの一部となるところにアメリカの長期的な・驚異的な成長力を感じますね。

また、中国企業の飛躍も目をみはるところです。

中国は1990年代から現在まで、大きな経済成長を成し遂げてきました。

現在、経済規模では日本を抜き、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国となっています。

それに伴い国内企業も大きく成長し、テンセント・アリババがトップ10にランクインしました。

この結果について、glotechtrendsでは以下のように分析されています。

グローバル時価総額トップ10にランキングされるアメリカIT企業5社及び中国2大IT企業の共通項として「データ・ドリブンのビジネスモデル」を採用し、データ駆動型の新しいビジネスモデルの構築を目指している点は、大いに注目すべきところではないだろうか。
2019年3月末の世界時価総額ランキング!アメリカ4大IT企業が肉薄!より

まとめ:今の世界時価総額ランキングも10年ほどで大きく変わりそう

というわけで
今日は「世界の時価総額ランキング」を平成元年と令和元年で比較しました。

日本の時価総額ランキングも31年で大きく変わりましたが
世界の方がより大きな変化があったことがわかりましたね。

31年でこれほど変わっていますし、今の企業の成長や変化のスピードはどんどん加速しています。

もしかしたら10年後にはまた世界の時価総額ランキングが大きく変わっているかもしれませんね。

そのランキングに入ってくる企業を予想してみるのも面白いかもしれません。

それでは今日はこれで^^