こんにちは。
元野村證券女性営業マンのフリーファイナンシャルアドバイザーNatsumiです。
今日は、「ライフプランシミュレーション」の話です。
老後2,000万円問題がニュースで流れてから、「ライフプランシミュレーションをやろう!」と思った人は多いかもしれません。
しかし、中には、
という人もいたと思います。
ということで、今日はそんな方のために、
20代・独身
の方のシミュレーション具体例を紹介していきたいと思います。
20才・独身の方のライフプランシミュレーションはこちら
シミュレーションに使用していくデータは以下の通りです。
- 20代男性(シミュレーションでは27才にしています)
- 独身 (配偶者・子の予定なし)
- 貯蓄 110万円
- 年収 400万円
- ライフスタイル 倹約
- 住宅 賃貸 月8万円 一生賃貸派
- 月の生活費 月13万円
- 車 所有しない
- 保険加入なし
- セカンドライフ 70才から
「所有物は少なく、車も持たない、住宅も一生賃貸でいい、できる限り長く働きたい」という、わりかし、ネットではベターとされている生き方の男性を想定してみました。
配偶者も子もいなければ、基本的には生命保険には入らなくても良いと思いますので、加入なしで設定しています。
そして、結果はこちら。





スルガ銀行のライフプランシミュレーションでは、
- ライフイベント表
- 収入と支出の比較
- 年度別収支グラフ
- 貯蓄残高推移グラフ
- キャッシュフロー表
の5つを見ることができます。
①ライフイベント表
今回、ライフイベントはほとんど入力していませんので、表示もほとんどありません。

65歳から公的年金の受け取りが始まるくらいです。
②収入と支出の比較

この表では、「今の年齢から平均寿命までの間に、どれくらいお金が貯まるか」がわかるようになっています。
今回のシミュレーションでは、「4,412万円のプラス」となるというシミュレーション結果になりました。
収入総額とは…世帯主の現在年齢から平均寿命までの世帯収入累計
支出総額とは…世帯主の現在年齢から平均寿命までの世帯支出累計
となっていますので、
具体的には、「27歳から81歳(男性の平均寿命)までの収支差額」ということになります。
結婚・子育てはせず、無駄遣いもせず、住居を買うこともせず、暮らしていけば、
「病気や介護など急な出費に耐えられるほどの貯蓄は、どの年齢になってもある」というシミュレーションになりました。
③年度別収支グラフ

この表では、「収入と支出の比較」ができます。
27才の年だと、「収入405万円/支出371万円」なので、「収支差額34万円」ということになりますね。
「収支差額の金額」がそのまま「1年分の貯蓄」として溜まっていくようになっています。
旅行や大きな買い物などはイベントに入れていないので、収支差額の金額からどれくらい急な出費にまわせるか考えてみるのも良いと思います。
④貯蓄残高推移グラフ

「27歳から81歳まで」支出が収支を上回るような生活ではないので、
基本的に毎年お金が溜まっていくシミュレーションとなりました。
⑤キャッシュフロー表

数字でみるとよりはっきり、年齢別に余裕の出る金額が分かります。
今の自分の暮らしをすると、「何年後にどれくらいの貯蓄がある」というのが分かるだけでも有利だと思います。
まとめ
ということで、
今日は「20才独身の方のライフプランシミュレーションの具体的な例」を説明してきました。
実際にシミュレーションを見てみるだけでも、
将来のお金に関する不安は少しなりとも減らせるのではないかと思います。
ぜひ、ご自身でもシミュレーションをやってみてください。
ということで、今日はこれで。
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