資産運用の基礎知識

投資信託は直販もあるのをご存知ですか?【直販・販売会社】

こんにちは。
元野村證券女性営業マンのNatsumiです。

今日は「投資信託」の話をしたいと思います。

ところで、

みなさんは、投資信託をどうやって購入していますか??

投資信託の買う方法といえば

  1. 販売会社である証券会社に口座を作る
  2. 入金して買い付けをする

というのが一般的かと思いますが
実は「直販」という方法もあるのはご存知ですか??

ツナモンスター
ツナモンスター
「直販」とか「販売会社」とか何言ってるかわからなーい!

という声が聞こえてきそうです。

ということで、
今日は

投資信託の購入の仕組み」と「直販」

について説明していきます。

・投資信託の買付できる場所を知りたい人
・投信の直販について知りたい人

はぜひ読んでくださいね。

投資信託の買い方は「販売者から」と「直販」の2つがある

そもそもなんですが、
投資信託とは・・・といったところから始めますと

「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。

そもそも投資信託とは?・投資信託協会より

ということで、

お金を集めて、運用を受託している

ということですね。

そして、その運用を受託している会社を「運用会社」と言います。

そして、皆さんが投資信託を購入したいときに相談または口座を作るところが「販売会社」と言います。

具体的にいうと

・野村證券
・大和証券
・SBI証券
・楽天証券
・ソニー銀行

などの金融機関は「販売会社」であり
お客様から受託した資金の運用は一切おこなっておりません。

では「運用会社」を具体的にいうとどうなるかというと

・野村アセットマネジメント
・大和投資信託
・SBIアセットマネジメント
・楽天投信投資顧問
・レオスキャピタルワークス
・コモンズ投信

などです。

販売会社と運用会社は別物ってことです。

「野村證券で投資信託買いました」=「野村證券が運用している投資信託を買ったわけではない」

ということですね。
野村證券は投資信託を運用していません。

「野村證券が販売会社として扱う投資信託の中から購入した」

ということです。

図にするとこんな感じです。


投資信託の仕組み・投資信託協会より

さて、投資信託の仕組みがわかったところで
「直販」の話に移りましょう。

皆さんは基本的に「販売会社」を通して投資信託を買っていると思いますが
「直販」で投資信託を購入することもできます。

この「直販」とは、

投資信託を運用している投資信託会社が、自ら自社運用ファンドを販売すること
投資信託は運用会社から「直接販売」で買うのが正解?より

をいいます。

つまり

運用会社=販売会社

ということです。

上記の運用会社の中から直販をしている会社を挙げると

・レオスキャピタルワークス
・コモンズ投信

です。

「直販」で投資信託を買付するメリット・デメリット

では、「運用会社=販売会社」とすることで
どのようなメリットがあるのでしょうか?

それは、

  1. 販売会社に取られる手数料がない
  2. 積極的な情報発信がされている

の2つがあげられます。

①の販売会社に取られる手数料がないというのが一番大きいメリットだと思いますが
通常、販売会社と運用会社が分かれている場合
販売会社にて投資信託を買い付けする際は所定の手数料が取られます。

直販の場合はこれがありません。

投資の大原則として「投資にかかるコストをできる限り下げること」をするためには
最初から手数料を引かれて運用額が少なくなるのは避けたいです。

よって、わたしたち個人投資家にとって
買付手数料がない投資信託を選ぶことは重要なのです。

②についても、
大手証券会社のグループ会社である運用会社は
個人投資家に対して積極的な情報発信はしておりません。

みなさんは野村アセットマネジメントやSBIアセットマネジメントの話など聞いたことがありますか?

各証券会社の支店にて公開セミナーなどで
アセットマネジメントの人が来て
各アセットマネジメントの紹介したい投資信託の説明をする機会などは用意されていることが多いですが
かなりクローズドな情報発信の仕方です。

一方、直販で有名なレオスキャピタルワークスの社長藤野氏は
頻繁にテレビに出られますし、
雑誌でも特集され、日本株に強気な発言をすることで有名です。

直販のデメリットとしては

  1. 選べる投信の種類が少ないこと

だと思いますね。

やはり販売会社の方が複数の運用会社と提携し数百種類という数の投資信託から
自分にあった投資信託を選ぶことができます。
また、証券会社社員から投資信託を選ぶ際にアドバイスが受けれるため
自分にあった投信を選ぶことができるでしょう。

その反面、直販には個人投資家に対する営業マンはいませんし
個人投資家自身が自分で直販の運用会社が運用する投資商品について調べ
自ら運用会社に口座を作って買付する必要があります。

アドバイスが欲しい人にとっては「販売会社」へ相談する方が楽かもしれません。

販売会社と直販の扱い商品数の比較

SBI証券の投信取扱数

投資信託パワーサーチの画面で見てみますと
なんと

2,665件

の投資信託がヒットしました。

思った以上にめちゃくちゃ取り扱ってますね笑

野村證券の投信取扱数

852件
とでましたね。

どの会社もこれくらいだと思っていたので
SBI証券がかなり多い投信を扱っていることがお分りいただけるでしょう。

レオスキャピタルワークスの投信取扱数

なんと3つ!です。
運用会社であり販売会社ですからね。こんなもんでしょう。

がしかし、この3つ、運用のマザーファンドや投資方針はすべて一緒なんです。
違いは、「どこから買い付けをするか」なんですね。

そういう意味では直販で買えるのは「ひふみ投信」のみなので
扱い数は1つと言ってもいいかもしれません。

コモンズ投信の投信取扱数

コモンズの場合は2つですね。

上記の4つの例から
販売会社と販売会社=運用会社では取扱商品の数に大きな差があることは
お分りいただけると思います。

直販投信の運用会社

ということで、
投資信託の買い付けにおける「販売会社」と「直販」の違いについてお分かりいただいたところで
最後に、
「じゃあ直販投信って具体的にどこの会社のことをいうのか」
を説明したいと思います。

2017年9月現在、直販投信を取り扱う運用会社は9社存在します。

・レオスキャピタルワークス
・コモンズ投信
・さわかみ投信
・ありがとう投信
・セゾン投信
・ユニオン投信
・クローバー
・鎌倉投信
・三井住友

の9社です。

一番古株で有名なのは「さわかみファンド」かと思います。

日本株式で運用する直販の投資信託です。

さわかみファンドの設立者である澤上篤人氏は
96年にさわかみ投資顧問(現 さわかみ投信)を設立し、99年には「さわかみファンド」を設定し、
日本における長期運用のパイオニアとして熱い支持を集めた方です。

日本株にかなり強気な発言で有名な藤野氏が社長を務める
レオスキャピタルワークスの「ひふみ投信」は最近かなり資金が集まっているファンドです。

こちらも日本株式での運用で
頻繁に取引することで積極的な利益追及をしている投信です。

以下それぞれの運用会社がどのような運用をしてるかまとめました。

・レオスキャピタルワークス→日本株式
・コモンズ投信→日本株式
・さわかみ投信→日本株式
・ありがとう投信→バランス型(日本・海外複合)
・セゾン投信→バランス型(日本・海外複合)・内外株式
・ユニオン投信→内外株式
・クローバー→内外株式
・鎌倉投信→バランス型(国内資産複合)
・三井住友→バランス型(日本・海外複合)

どのような資産内容で運用して欲しいか考えて選ぶと良いでしょう。

まとめ:投信選びの選択肢を広げましょう

ということで、今日は投資信託の買い付けには
「販売会社」と「直販」から買う方法があると説明しました。

それぞれのメリット・デメリットを考えて購入するといいと思います。

それでは、今日はこれで^^

★証券会社選びはどこが良いのか?
初心者の方は対面証券ではなくネット証券を選ぶと良いと思います。
ネット証券業界1位は SBI証券 です。