こんにちは。
元野村證券女性営業マンのフリーファイナンシャルアドバイザーNatsumiです。です。
今日は「資産運用」の話です。
こんな質問にお答えしたいと思います^^
ふむふむ。
株式の売買をする時って、いろんなものを見て調べないと、とんでもなく損することがあるんですよね。
でも見るものがありすぎて、初心者の方は、
「難しい〜〜」
なんて声が聞こえてきそうです。
なので今日は、
投資初心者が株取引で気を付ける3つのこと
についてお話ししたいと思います^^
Contents
銘柄を見極めましょう

まずは、「銘柄」を間違えないようにしましょう。
「銘柄を間違えない」とは具体的にどういうことかというと
株価が下がることが予想される企業には投資しない
ということになりますね。
ごくごく当たり前のことなんですけど、この見極めがとっても難しい。
そもそも株価が下がるとわかっているならそんな簡単なことはないですしね。
でも、「株価が下がるかもしれない」と予想することはできます。
その2つ条件をお伝えします。
①赤字企業ではない
まず第一に、赤字企業ではない会社を投資対象に選びましょう。
株式は「赤字」をとっても嫌います。
決算で赤字を出した企業は次の日は暴落です。
なぜか?
赤字=業績が悪い=景気がよくない=株価は下がる
こんな循環が予想できるからです。
また、赤字の企業は配当なども期待できない可能性があります。
株主のことを考えているより企業の存続のことを考えなければなりませんからね。
ちなみに、オススメはしませんが株式を選ぶ方法として赤字企業をわざと選ぶやり方をする人もいます。
理由は、「今赤字でも今後市場が広がる分野の株であるならば割安のうちに買いたいから」や「デイトレの取引だから今の業績は気にしないから」など様々ありますが、赤字企業を選ぶのは初心者の方はやめましょう。
②下方修正を出している企業でない
これも赤字と似ている条件なのですが、「下方修正」を出した企業は投資対象から外しましょう。
「下方修正」とは、企業の決算の業績の見通しを下げたということです。
企業は決算ごとに、1年の業績の見通しというものを出しています。
当社の2018年度の1年間の売り上げはーーー円になりそうです。
という予想です。
この予想を下げますよ=業績が思っているより低くなりそうです
と言っているのと同じなんですね。
つまり、
株価が下がる可能性がありますよ。
と言っているのと同じです。
論理的には、
「業績が上がる=株価が上がる」
「業績が下がる=株価が下がる」
です。
なので、逆に言えば、株式を選ぶときは「上方修正」をしている会社を選ぶのが一番良いです。
上方修正とは、さきほどの下方修正の反対で、
私の会社の業績は予想しているよりも上振れそうです
と言っているのです!
つまり、
私の会社の株価は上がりそうですよ
と言っているのと同じです。
よって、決算で「上方修正」を出した株は飛び跳ねます。
今後も上がっていく可能性があるのでこのような企業を選ぶと良いでしょう。
タイミングはしっかり見ましょう

初心者の人がよく失敗するのはこの「タイミングを間違える」というのが一番多いかもしれません。
「高値で買ってしまった。」
「安いところで見ていたのに買いそびれた。」
「利益が出ていたのに売り損ねた。」
などこんな失敗をしたことはありませんか?
投資において絶対に失敗をなくすことはできません。
ですが、減らすことはできます!
2つの点に気をつけて「タイミング」を逃さないようにしましょう。
①オシレーターを見ましょう
まず、買付・売却の指標となるオシレーターというものを使いましょう。
「振り子」や「振り幅」という意味で、投資用語では「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を示すテクニカル分析手法です。
相場の流れを読むトレンド系に対し、オシレーター系は相場の変化の大きさで判断します。
なお、オシレーター系は逆張り投資に有効なテクニカル指標とされています
株式取引では便利な指標がたくさん取り入れられていて、私たちがいろんな計算式を計算したりひとつひとつ分析したりしなくても、すでに広く一般的に使われている株式の選別方法がたくさんあるんです。
それを「オシレーター」と読んでいます。
このオシレーターを使えば、「その株が買い時なのか、それとも今じゃないのか」などが簡単にわかります。
オシレーター系の代表的な指標は、
などです。
それぞれリンクで詳しく買いてあるサイトを載せておくので見てみてくださいね。
②利益出し、損切りの基準を決めましょう
初心者の方がやりがちな失敗は「売り損ね」です。
利益が出ているとつい、「まだ上がるのではないか・・・!」
損失が出ているとつい、「戻るかもしれない・・・!」
と考えがちではないですか?
まずこれは確実にやめましょう。
そうなる可能性もありますが、堅実な考え方ではありません。
そこで、
- 利益目標
- 損切りの基準
を買付した時点で決めましょう。
私の場合はだいたい上下10%で決めています。
2,000円の株を買付したら・・・
利益目標は2,200円
損切り水準は1,800円
こんな感じです。
目標に達しそうになった時点で注文を入れます。
ちなみに、上がる分にはどれくらい上がってもらってもいいので、利益目標を達成しそうなときは、まだ上がりそうなのかをしっかり吟味します。
わからなそうなときは売ってしまった方がいいと思います。
下がって利益が無くなる方が嫌ですよね。
キャッシュポジションを確保しましょう

最後に、「キャッシュポジション」を必ず持ちましょう!
キャッシュポジションとはつまり、
買い足しできるくらいの現金を常に用意しておきましょう
ということです。
イコール
投資に回せるお金をすべて使って買い付けしない
ということです。
それはなぜかというと「相場は予想もしなかったような下落が起こる可能性がいつでもあるから」です。
そんなことが起こったときに資金を全て株にしておくともう買い増すことができません!
せっかくの下落の買付チャンスを逃すことになります。
上がっているときはどうしても買いたくなりますし、下がっているときはどうしても買う気にならないかもしれないです。
でもこれも相場の格言なのですが、
「下がった時に市場から退場しないことが重要」
という言葉があります。
下がっているとどうしても売りたくなりますよね。
でもそんな時にもし、余剰資金があったら逆に買いたくなりませんか?
- 買い増しすることで取得コストが下げれたら利益が出るのが早くなる
- 気になっている銘柄が買付できる
実際にそうはしないかもしれないけど、キャッシュポジションがあるだけで心の保険になります。
ですから、いかなる場合もキャッシュポジションは確保するようにしてください。
まとめ:基本ルールを守って正しく投資をしましょう
ということで、今日は「初心者が株式取引で気を付けること3つ」を説明してきました。
以上がわたしが初心者の方に気をつけてほしい事柄です。
いかなる時も投資は冷静に!熱くなってするものではございませんので^^
それでは、今日はこれで^^
★証券会社選びはどこが良いのか?
初心者の方は対面証券ではなくネット証券を選ぶと良いと思います。
ネット証券業界1位は SBI証券 です。