こんにちは。
Natsumiです。
今日は先日紹介した2020年読んだ本の中から5冊を厳選してお勧めの本を紹介します。

シン・ニホン-AI×データ時代における日本の再生と人材育成
1冊目は「シン・ニホン-AI×データ時代における日本の再生と人材育成」です。
「イシューからはじめよ」で有名な安宅和人さんの本ということで気になって読みました。
かなり厚い本なのですが内容は濃くとても面白かったです。
- 今の日本の現状・課題
- そこに対する解決案
について書かれています。
わたしと同じような年代の方もこれからどんなスキルをつけたらいいのか、また次世代である子供たちにどんな経験をさせたらいいのかなど考えたことがあると思います。
その一助となる本だと思います。
日本の研究機関や政府がどのような教育を行っていくべきなのかも話されていますのでぜひ読まれるとよいと思います。
アフターデジタル1・2
2.3冊目は「アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る」と「アフターデジタル2 UXと自由」です。
SNSやスマホが日常になった今オンラインで生きることは当たり前となっています。
とはいえ「日本のオンライン」とオンライン先進国である「中国のオンライン」には大きな違いがあります、というところから話はスタートします。
- 日本・・・オンラインは生活の一部
- 中国・・・オンラインが生活のすべて
という違いがあります。
つまり、日本においては時々Uberなどを使って食事を手に入れたり、電子決済したりする程度ですが、中国においてはスーパーの買い物でさえオンライン、現金は持ち歩かない、という生活が当たり前になっています。
そんなオンラインが通常インフラとなる取り組みやオンラインに対する考え方が話されているのがアフターデジタルです。
1も2も面白いので是非両方読むのをお勧めします。
仮想空間シフト
4冊目は「仮想空間シフト」です。
「モチベーション革命」や「どこでもだれとでも働ける」を書かれているIT批評家として知られる尾原和啓さんと「世界のエリートは世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 」を書かれているナレッジスピーカーの山口周さんの対話が本になっています。
対話で展開されているのでかなり読みやすいです。
仮想空間とはいわゆる「SNS」や「ウェブ会議」のことを言いますが、2020年は新型コロナウイルスの影響もあり様々なことがオンライン上=「仮想空間」で行われるようになりました。
それまでもSNSやウェブ会議はツールとして存在し積極的に利用している人もいましたが、それは少数派でまだまだ「SNSは鍵アカウントで・・・」「対話で会ってこそ」という人の方が多かったと思います。
これが強制的に仮想空間が入ってくることで、それがデフォルトになった人とまだ対応できない人との間に差が生まれることとなりました。
この本ではその差やその差がどんどん広がってくること、そうなった場合にどうなるかなどが話されています。
置いて行かれたくない人はぜひ読んでみてください。
D2C-「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略
5冊目は『D2C-「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略』です。
D2Cとは「Direct to Consumer」の略で
メーカーやブランドが、自社で企画・生産した商品を、流通業者を介することなく、自社ECサイトで直接消費者に販売するビジネスモデル
のことを言います。
このビジネスモデルは今後浸透してくると思われ、特にミレニアム世代(30代くらい)は買い物の仕方の傾向が50-60代くらいとは異なるといいます。
彼ら彼女らはブランドや地位に興味がなく「価値観やストーリー」に興味があり、そこに共感することで購買をするそうです。
つまり、ブランドよりも「環境に配慮した素材で作った服です」という価値観に共感してモノを買うということです。
このような購買の形について話されているのがこの本です。
マーケティング関係や経営に関係がある方にはぜひ読んでほしい一冊です。
余談・・・
このあたりの本もとても面白かったのですが、分野が分野でハマる人とハマらない人がいると思うのでタイトルのみ紹介しておきます。
まとめ
ということで、今日は2020年読んだ本の中から5冊お勧めの本を厳選しました。
どれもかなり勉強になった本なので、皆さんの役に立つ本となれば幸いです。
それでは今日はこれで。