読書要約

【「成長曲線」を描こうの読書レビュー】最初はうまくいかないけど努力を継続しよう

こんにちは。
年間100冊以上の本を読むフリーランスwebエンジニアのNatsumiです。

今日は「読書レビュー」です。

「成長曲線」を描こう、という本ですが、あるネットビジネスで成功した方から教えていただいた本です。

恥ずかしながら作者も本の名前も聞いたことがない本ではありましたが、内容がとても良かったので、

今日は

「成長曲線」を描こうの本の内容

を紹介します。

  • 夢を実現させたい
  • 目標を達成したい
  • 自分にとって成功したといえる人生を手に入れたい

人はぜひ読んでくださいね。

そもそも「成功している人」の意味とは?

この本でいう「成功している人」の意味とは

目標を持ち、自信を持って人生を送っている人
また、その目標の実現を確信している人

のことを言います。

過去に何かを成し遂げた人という意味というよりか、
現在も進み続けている人というイメージで捉えた方がいいかもしれません。

目標は、ひとつ達成すれば終わりではありません。

また新しい目標が生まれ、達成する。

このわくわくするような繰り返しに人生の喜びがありますし、
そういう人生を送っている人こそが、真の成功者と言える、と作者は述べています。

さて、「成功するためには目標を持つこと」と答えるひとがいます。

もちろんこれは確かに真実なのですが、これだけではあまりに呆然としていて、

では、「どうやって」その目標を保ちつつ進んでいけばいいのかという別の課題にぶつかってしまいます。

よって、大切なのは「では、どうすればよいのか」という具体論であるということです。

そして成功している人は、

どうすればうまくいくかわかった上で、そのことを実行に移している

というのです。

この本では、

そうした成功するための秘訣や必ず知っておいてほしいことを、いくつかのポイントに分けて順番に説明されています。

まずあなたの考え方や習慣を変えましょう

まず、成功を決意したときに、あなたが見直さなければならないのは、

あなたの考えや習慣である

と述べられています。

あなたの取り巻く環境は、あなたの性格の反映で作られています。

よって、性格が変わればあなたの行動を変えていけることになります。

行動が変われば習慣が変わります。

習慣が変われば人生が変わるます。

ということですね。

習慣を変えるには時間がかかります。

習慣とは以下の式で表されます。

習慣=意識の深さ×反復

人間の行動の9割は無意識によって行われているそうです。

だからこそのこの無意識をいかに「意識化」できるかが重要です。

まずは、考え方や習慣を意識的に「前向きに」「目的達成の方向」に変えていきましょう。

自分には能力が備わっていると考える

「成功している人と、そうでない人の考え方の違いで最大の相違点」とはなんだと思いますか?

それは、

自分には能力が豊かに備わっていると考えること

と述べられています。

自分の能力や可能性についての考え方の違いということです。

ほとんどの人は、「自分には能力がない」と思い込んでしまっています。

しかし、成功する人は、

自分の可能性を信じ、主導権を持ってチャレンジしていこう

という気持ちが強いのです。

できるかどうかはわからない。

けれども、それをやってみたいと強く思う。

そこからがスタートということです。

そして、そこに向かって懸命に努力していくうちに、
最初はとてもできないと思っていたことが、少しずつできるようになった。

ということだけなんです。

最初に才能が自分にあると信じスタートすることが大事だということです。

自分の能力を信じると、恐れや不安といった感情が全くなくなります。

まずはこの基本に気づくことから成功への道は始まります。

潜在意識に働きかけよう

潜在意識に働きかけることが成功につながる

とこの本では述べられています。

一体どういうことなのでしょうか。

人間の脳の構造の話になりますが、人間の脳には「右脳」と「左脳」があるのはご存知ですね?

この右脳と左脳の働きの違いと特徴に注目すると

  • 左脳→知識や知性を司る/顕在意識/情報が入ってきただけでは行動しない
  • 右脳→感情や欲望を司る/潜在意識/何らかの刺激やデータが入るとストレートに行動に移してしまう

ということになります。

つまり、

右脳に働きかけることで潜在意識に働きかけることができる

潜在意識に働きかけることですぐに行動に移すことができる

一度行動したら絶対にやり遂げようとする働きがある

目標達成のためにはもってこいの器官

ということができるでしょう。

だからこそ

いったん潜在意識に目標設定をしてしまえば、それまでの何倍ものエネルギーを発揮できる

ということができます。

目標設定の原則はトップダウンとボトムアップの両方どり

さて、ここまで

  • 自分の才能を信じること
  • 潜在意識に働きかけるような目標設定をすること

ということを見てきましたが、

次は「目標達成のための目標の立て方」について見ていきます。

目標の立て方には2つの方法があります。

  • トップダウン とにかくやりたい大きな目標を先に決める
  • ボトムアップ 目の前の目標から取り組む

という2つの方法です。

ただ、両方にはそれぞれのメリットとデメリットがあるので、この本では

バランスよく両方どりの目標を立てること

とされています。

まず、将来絶対に達成したい目標は「トップダウン」で設定します。

そして、目標達成のためにスタートとしてすぐに取り組める具体的な事柄については「ボトムアップ」で設定します。

成長曲線を意識しよう

さて、目標設定の具体的な方法がわかったところで、成功のために行動していく中で意識してほしいことについて触れていきます。

それは、

最初は成果がなかなか上がらない

ということです。

この画像に描かれている線は「成長曲線」と言われるものです。


(「成長曲線」を描こうより)

最初はなかなか成果が上がらない

目の前の努力を懸命に積み重ねる

ある地点から急激に目標に向かって急上昇していく

この曲線を必ず意識しましょうということです。

大きな成功を収めている人を私たちが認知するのは、
大きな舞台の上であるとか、メディアで華々しく取り上げられる時点であることが多く、

その段階はその人の努力が成果に結びつき、実際に「成長曲線」が上昇し始めた後です。

全ての成功は「成長曲線」をたどっています。

それを知り、努力をすることが重要であるということです。

また、努力する上で意識してほしいこととして、

仕事やサービスを通して人が幸せになるかどうか

ということです。

すべての努力が報われるわけではないのです。

人のためになる、根拠さえしっかりしている努力をすることができたら、成長胸腺は落ちることはないそうです。

成果を出したいと思ったら行動をリストアップする

成長曲線を押し上げるためには「具体的な行動」が必須です。

よって目の前の事柄で早く成果を出したいと思ったら、
今すぐ思いつくことを全部リストアップしてみると良いそうです。

目の前にある可能性を書き出し行動をしましょう。

時間を有効に使う

行動することを明確化したところで、
次はその行動をうまくこなすために時間を有効に使いたくなりますね。

時間をうまく活用したいと考えるならば

行うことの量を増やして忙しくさせる

ことが最も有効だと述べられています。

まずは自分は現状どれくらいの忙しさで行動をしているのかチェックしましょう。

そして目標達成のための忙しさに自分の行動を増やしましょう。

また、タイムスケジュールを立てましょう。

1日でどんなことをするのか決めてしまいましょうということです。

そのようにすることで1日でやるべきことと、やらなくていいことを明確にすることができます。

自分の中に具体的な成功イメージを想像する

成功する人は、いつも自分の頭の中にどのようなイメージが浮かんでいるか意識しています。

といいますのも、

この世の中のあらゆることは、誰かの頭に思い浮かんだことが形になって形成されている

からです。

だからこそ、プラスのイメージ/未来へのイメージを頭に思い浮かべることで、
それに近づくように行動するように意識しているのです。

そしてそのようにすることで目標達成を叶えているのです。

さあ、

目標を立て、自分の才能を信じ、目標を潜在意識に立て、計画を立て具体的に行動し、
自分が成功するイメージを忘れずに、目標に向かって今から行動しましょう!

まとめ:最初はだれもが大変

というわけで、
今日は、「成功するための具体的な秘訣」などについて話してきました。

この本のタイトルにもなっている
「成功するには『成長曲線』を意識すること」がこの本の重要なポイントと言えると思います。

そして何よりも最初は誰でも大変ということです。

この大変な時に、適切な努力を継続することが重要ということですね。

あらゆる夢を叶えたい人に伝えたい言葉ですね。

それでは今日はこれで^^

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