読書要約

【働き方・読書要約】働くことで幸福な人生を手に入れる

こんにちは。
年間100冊以上の本を読むフリーのファイナンシャルアドバイザーNatsumiです。

今日は「読書要約」です。

みなさんに質問します。

「みなさんは働くことに対してどのような思いを持っていますか?」

「働くのは楽しい!」
「どのような思いもなにも生活のため」
「本当は他にやりたい仕事がある」
「今すぐ辞めたい」

など様々な思いを持っている人がいるかもしれません。

プラスの思いを持っている人にも、マイナスな思いを持っているひとにも、ぜひここで「働くことに関する考え方」や「仕事に対する心構え」について知ってもらうために、

今日は、稲盛和夫さんの「働き方」という本を紹介します。

ということで、今日は

「働き方」の読書要約

をしていきたいと思います。

この本の構成

  • なぜ働くのか
  • いかに仕事に取り組むのか
  • 高い目標を掲げること
  • 継続すること
  • いかにいい仕事をするか
  • 創造的工夫を重ねること

という章でまとめられており、

働くことの意義を理解し、一生懸命働くことで、「幸福な人生」を送る

ことを提唱しています。

なぜ働くのか

私たちは心を高めるために働いている

みなさんならこの

「なぜ働いているのか」

という質問にどうやって答えますか?

人それぞれの答えがあるとは思いますが、「生活の糧を得るため」と答える人が多いかもしれません。

もちろんこの世に生を受けた限り生活をしていかなくてはなりませんから、「生活の糧を得るため」というのは働くことの大切なり通の1つであることは間違いありません。

しかし、私たちが一生懸命働くのはそのためだけではありません。

この本では、

自らの心を高めるため

と書かれています。

日々、一生懸命に働くことは、私たちの心を鍛え、人芸性を高めてくれる素晴らしい作用があるのです。

ひたすら働き続けることを通じて、心を練り上げてきた人間だけが持ち、人格の思いや古着ない存在感は働くという行為の尊さだと述べられています。

働くことが「人をつくる」

そもそも、「働くことは苦役」という考え方はキリスト教の思想からきており、日本にはそのような考え方はありません。

働くことは確かに辛いことも伴いますが、それ以上に、喜びや誇り、生きがいを与えてくれる尊厳のある位行為だと考えられてきました。

人生を好転させる方法

そういう稲盛さんも、もともと働くことが好きだったわけではないそうです。

そんな彼には、「働くことへの向き合い方で人生が変わる」と思った出来事があったそうです。

それは、最初に入った会社はオンボロ会社だったわけですが、辞めたいと思ったけれども、「会社を辞めるためのたいそうな理由がなく、呆然とした不満から辞めたのでは、きっと人生はうまくいかなくなるだろう」という思いから、「働くことに打ち込んだ」そうです。

そうすると、周囲から評価をしてもらえるようになり、仕事が好きになったそうです。

自分の環境がどんなものであれ前向きに考え、努力を重ね、懸命に働き続けることが大事です。

いかに仕事に取り組むか

心の持ち方を変える

仕事に対する心の持ちようは人によって違うと思います。

「朝家を出るのが嫌・・・」と思うくらい仕事に対する思いがマイナスの人もいれば、
「どんどん事業拡大したい!」と思うくらい仕事への思いがプラスの人もいます。

いろんな人はいると思いますが、

自分から仕事を好きになろうと努める

ことは重要です。

「この仕事に打ち込もう!」と思えば、自分から積極的に仕事に取り組むように変わります。

「天職とは出会うものではなく、自らつくり出すものである」という言葉がこの本にも書かれています。

仕事に恋をする

この記事を読んでいる人の中には、「好きでもない仕事」に、従事し続けている人もいるかもしれません。

そんな人でも、なんとしても「仕事を好きになる」ことが勧められています。

「与えられた仕事」をまるで自分の天職とさえ思えるような、そういう心境にしていくことが大雪で、「仕事をやらされている」という意識を払拭できないうちは、働く「苦しみ」から逃れることはできないからです。

「自然性」の人となる

自然性とは、自ら燃え続ける性質のことを言います。

働く人に言い換えれば、「言われる前にどんどん仕事をする人」となるでしょう。

「渦の中心」で仕事をする

会社など集団のなかで仕事を円滑に勧めていくには、それがどんな仕事であれ必ずエネルギッシュに中心的役割を果たしてくれる人が必要となります。

その人になりましょうということです。

高い目標を掲げる

高い目標を掲げることは誰にでもできることですが、目標を立てた後の行動が重要です。

潜在意識に願いを浸透させる

ことが重要です。

これは、「思考を現実化させる」にも通ずるところがありますが、とにかく叶うように強く願いましょう。

そして持てる限りの力で努力をしましょう。

目標を立ててもそのままの人は叶うはずがありません。

継続すること

目標を立てて、努力したら、「継続し続け」ましょう。

できる人がやっている一番簡単だけど、成功できていない人が一番できていないことは

継続をすること

です。

継続し続けたから成功するのです。

いかにいい仕事をするか

仕事は

完璧主義

を目指しましょう。

最後の「1%の努力」をするかしないかで仕事は決まります。

神は細部に宿る

という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。

まとめ:天職は自らつくり出そう

ということで、今日は、「働き方」の本のまとめをしてきました。

「なぜ働くのか」「いかにして働くのか」に悩んでいる人にはぜひ読んで欲しい1冊でした。

それでは今日はこれで^^