読書要約

【エッセンシャル思考・読書要約】自分にとって重要なものにエネルギーを集中させよう

こんにちは。
年間100冊以上の本を読むファイナンシャルアドバイザーのNatsumiです。

今日も「読書レビュー」です。

みなさんは

「エッセンシャリズム/エッセンシャル思考」

という言葉をご存知ですか?

もし、

「自分の人生を生きてないな〜」
「自分の時間が欲しいのになぜか忙しくて1日が終わっている」
「もっと自分がやりたいことをやりたい」

と思っている人がいたらこの「エッセンシャル思考」という考え方を今すぐ取り入れた方が良いです!

「エッセンシャル思考」という本でこの「エッセンシャル思考」を学ぶことができます。

ということで今日は

エッセンシャル思考の本の内容

を紹介します。

エッセンシャル思考とは

さて、エッセンシャル思考とは具体的にどのような考え方のことを言うのでしょうか。

エッセンシャル思考とは・・・
「より少なく、しかしより良く」を追求する考え方

であると説明されています。

昔の考えだと

「会社には遅くまで残っている方が仕事ができる」
「かけた時間の分だけ成長につながる」

などと考えられていた時代もありますが、

エッセンシャル思考に基づく考え方では

「時間内に仕事を終わらせて家族との時間を楽しむ」
「重要なことだけやり、成果を最大に出す」

ことが重要だとされています。

現代は

  • 選択肢が多い
  • 他人の意見がうるさい
  • 欲張り

などが原因で、自分の方向性を見失っている人が多いです。

しかし、そのようになれば、他人の言いなりになる人生を送るだけです。

大事なものを知り、不要なものを捨てて、
決めたことをスムーズにやり遂げ、自分の人生を生きるためには「エッセンシャル思考」による考え方を身につけるのが必要不可欠だと思います。

エッセンシャル思考の構成要素

エッセンシャル思考は3つの基礎と3つの技術によって構成されます。

それが、

  1. 選択
  2. ノイズ
  3. トレードオフ

+

見極める技術

+

捨てる技術

+

仕組み化の技術

です。

これらの基礎と技術を手に入れることで人生の全てが代わり、
一つ上のレベルの生き方が手に入ると筆者は述べています。

エッセンシャル思考の基礎

選択すること

エッセンシャル思考の基礎の1つは「選択すること」です。

選択することとはすなわち、「これをやろう」「自分で選び取る」ということです。

これが何を意味するかというと、「選択」することとは「行動」することなのです。

「行動」するとは、つまり、与えられるものではなく、掴み取るものです。

自分の人生を他人の物にせず、自分の物にするためには、「自らの意思で選択すること」が重要なのです。

多数の物は不要と知る

本書では「ノイズ」とも書かれていますが、

エッセンシャル思考になるためには「多数の物は無価値であると知る」必要があります。

これの意味するところは、「やるべきことを選別するため」です。

あれもこれも手を出していたら、ここぞの時に手を出すことができないかもしれません。

だからこそ、

「大多数の物事は不要と考え、大一番で勝負するためにチャンスを捉える隙間を用意しておく必要」があるのです。

トレードオフを知る

トレードオフとは、

目的に向けて、一方を立てれば他方がまずくなるといった、二つの仕方・在り方の間の関係。

のことです。

つまり、「何かを選ぶなら、何かを諦める/捨てる」ということです。

上記にも書いた通り、エッセンシャル思考ではすべてのことを選ぶことはできません。

なぜなら、それがエネルギーの分散につながるからです。

何かを成し遂げたい/自分で自分の人生を歩みたいというのであれば、
エネルギーを一挙集中させる必要があります。

「あれも、これも」と言っている人生では「何も手に入らない」のです。

逆に、このトレードオフの関係を知っていれば

「何かを諦めた代わりに、エネルギーを集中させることができたので求めたものを効率よく手に入れることができる」

かもしれません。

だからこそ、このトレードオフについては良く理解しておきましょう。

エッセンシャル思考の技術

見極める技術=選ぶ技術

見極める技術とは選ぶ技術のことです。

上記にも書いた通りエッセンシャル思考に基づく生き方をするには、必ず何かを選ぶ必要が出てきます。

何かを選ばなければならない時、見極めるために必要なことを挙げていきます。

  • じっくり考える余裕
  • 情報を集めるための時間
  • 遊び心
  • 十分な睡眠
  • 何かを選ぶという厳格な基準

の5つが必要だと述べられています。

「じっくり考える余裕」も「情報を集めるための時間」も、
人は立ち止まることで「考えをまとめ、新たな考えを生み出すことができる」という点に焦点を当てた考え方です。

たとえば1日働いている間ずーっと何か考えることがあったら、心に余裕もありませんよね。

「十分な睡眠」は私たちの最大の資産は「自分自身」だからです。

エッセンシャル思考な生き方をして1つ上のレベルの生き方が手に入っても、
手に入った頃には体がぼろぼろでした、では元の子もありません。

捨てる技術=NOということ

捨てる技術とはNOということ、NOということで自由を手に入れることです。

そのために必要なことは

  • 最終形を明確にすること
  • 拒否すること
  • 過去の損失を切り捨てること
  • 余剰を削り本質を取り出すこと
  • 境界線を引くこと

です。

「最終形を明確にすること」でそれを見据えて計画を立てることができます。

そうすれば「自分のやるべきこと」が明確になり、
「やらなくていいことをやらない」という選択ができるようになります。

「拒否すること」で自分のやるべきことじゃないこともやる可能性を消すことができます。

自分のエネルギーを自分にとって重要なものにだけ注力することができます。

「余剰を削る」ことでも本当に重要なものにエネルギーを集中させることができます。

余剰を削ることで重要なものを生かす余地もできます。

「境界線を引く」ことで自分の時間を守り、他人からの余計な干渉を防ぐことができます。

仕組み化の技術=努力と根性の代わりの仕組みを作ること

仕組み化することとは、「努力と根性の代わりに、自動的に正しい行動を取れるようになること」です。

仕組み化するのに必要なことは

  • 常にバッファをとっておく
  • 本当の障壁を減らすこと
  • 小さな一歩を積み重ねる
  • 習慣化する
  • 「今、何が重要か考える」

ということです。

「本当の障壁を減らすこと」で成果を増やすことができます。

成果を生まない努力をやめることができます。

「小さな一歩を積み重ねる」とは地味でも着実に勝ちに行くことです。

小さな成功をコツコツと積み重ねたり、小さな改善を加えることで、
それが大きな成功を招いたり、大きな変化をもたらすのです。

「習慣化する」ことはとっても重要です。

正しい習慣を続けていれば偉大な成果は自然とついてくるのです。

エッセンシャル思考をするというよりかエッセンシャル思考の生活をする

以上、エッセンシャル思考をする意味や基礎や技術などを述べてきましたが、

筆者は「ぜひこの「エッセンシャル思考」を生活の中心にすべき」だと述べています。

たとえば、生活の1つの考え方として「エッセンシャル思考」を取り入れるのと、
生活の全ての考え方の中心を「エッセンシャル思考」にするのでは、効果が全然違います。

稲盛さんの「生き方」や「思考は現実化する」でも述べられていた通り、
実現したいと思うようなことは考え方の中心や「潜在意識」に染み込ませるのが良いのです。

もし、あなたが「自分の人生をものにしたい!」「1つ上のレベルの生活をしたい」と考えているのであれば、
ぜひ「エッセンシャル思考」を軸にした考え方に今から変えましょう!

まとめ:自分にとって重要なものは何か知りそこにエネルギーを集中させること

ということで、
今日は「エッセンシャル思考」についてまとめてきました。

実はわたしの人生の考え方は結構このエッセンシャル思考の考え方に、
とっても似ていて読んでいてびっくりしました!

だからこそ、自分が後悔していない人生を送れているのかなと感じました。

それでは今日はこれで^^

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