読書レビュー

【持たない幸福論の読書レビュー】人生で重要なのは自分

こんにちは。
年間100冊以上の本を読むフリーランスwebエンジニアのNatsumiです。

今日は「持たない幸福論」の話です。

みなさん日本に暮らしていてこんなことを思ったことはありませんか?

なんでこんなにみんなしんどそうなんだろう?

わたしは思ったことがあります。

朝の通勤電車や
昼のご飯屋さんなど
顔が死んでる人が結構多いですよね。

この本も初っ端からこのセリフで始まっています。

なかなか面白い始まりですね。

この本では、

・なぜみんながしんどそうなのか
・その原因と背景

が述べられています。

ということで今日は

持たない幸福論の本の内容

を紹介します。

今の日本で生きるのがつらいのは社会を取り巻く意識や価値観が問題

先ほどのセリフのもう少し後も紹介しましょう。

2500年ほど前にすでにお釈迦様が「生きることは苦である」みたいなことを言っていたくらいだし、ヒトという大脳が異常に発達して余計なことを考えすぎる生き物が生きると言うのは根本的に苦しさが付いて回るものかもしれない。
しかしそれでも、これだけ文明が発達したんだから、もうちょっとなんとかならないものだろうかと思う。
今の日本は物質的にも豊かで文化も充実していて治安もいいのに、こんなに生きるのがつらそうな人が多いのはちょっと変じゃないだろうか。

たしかにその通りですよね。

これだけモノに溢れて衣食住も満たされているのに、心は一向に満たされていない。

なんだかおかしい感じがします。

これに対する答えとして筆者は

今の日本の社会を取り巻く意識や価値観が問題

と述べています。

生きているだけで常に外からうちからプレッシャーをかけられているように感じる。

例えば

「大学を出て正社員で就職しないと一生苦労するぞ」
「X歳までに結婚してX歳までに子供を作らないと負け組」
「病気になるのは自己管理が足りない、社会人として失格」

とかいうあれです。

たしかにこういうのありますよね。
わたしはこういうのが大っ嫌いなんですけど、
こういう価値観に縛られている人は日本には多い気がします。

それで自分で勝手に苦しんで相手も苦しめて大変だな〜って思います。

しかし、これを冷静に考えてみると「普通」では全くないんです。

だからこそ、

そんな現状と合っていない価値観からは逃げて良い

ということです。

そのような価値観で得をするのは

現在それをなんとか実現できている一部の恵まれたラッキーな人たちと、
昔のそうした価値観がそれほど社会の現状とずれていなかった頃に育った古い世代の人

だけです。

価値観というものは本当はもっと多様なものであり
生き方というのはいろんな方向に広く開かれている。
もっといろんな生き方が合っていいはず

とまとめられています。

生きるにおいて大事なことは「自分」

さて、ではそもそも生きるにおいて大事なことなんなのでしょうか。

・一人で孤立せずに社会や他人のつながりを持ち続けること
・自分が何を好きか、何をしている時に一番充実や幸せを感じられるかをちゃんと把握すること

と述べられています。

世間の価値観や周りの意見にとらわれずに、
「自分が何が好きか」という感覚をしっかりと持つことが大事。
「自分はこれが好きだ、これをしている時が幸せだ」というものをはっきり持てば充実感が味わえるし、
同じような趣味や価値観を持つ仲間もできるし、
人とのつながりができればそれが社会の居場所として自分を支えてくれる。

結局は

他人より自分を大切にしましょう

ということなのです。

自分でピンとこない生き方に渋々従っている時に比べて、
毎日自分自身で判断してやりたいようにできる生活のほうがずーーーーーっと生きている感じがするはずです。

とはいえ今は今までで一番自由な時代

と「自分を大切」にして「自分の生き方」をしましょう。と述べてきたわけですが

とはいっても

今は今までで一番

ではあります。

・都会から田舎の山奥に移住する
・シェアハウスで友達と共同生活をしている

などという生き方が30年前の社会だと

「すごく変な人」

というレッテルを貼られてしまっていたかもしれません。

だとすれば、

「少し変な人」くらいの価値観は
これから確実に少しは変わっていきます。

時間はかかるかもしれないけど少数派の生き方が
多様性として認められる日が必ず来るはずです。

新しい生き方のヒント

というわけで、ここからは
これから「新しい生き方」として受け入れられていくであろう
生き方を考えていきたいと思います。

働きたくない

いやーこれわたしはめっちゃ思います。笑

働いてバンバンお金を稼ぐのもすっごい好きだけど
働かないでお金が稼げるならもっと最高。笑

とはいえ、

人間は自分のやっていることを他人に認めてもらえるとむなしさから遠ざかりやすい。
仕事というのは他人のためとか、社会のために何か貢献をすることだから、
働いていれば周りの人に必要とされることが多くて、
だから働くというのはむなしさからのがれる手段として昔から一番良く選ばれる効率的な手段だ

とも述べられています。

これは、

なぜあなたは働いているのですか?

という答えにも通ずるところがあると思うのですが、

働く理由を「お金のため/生活費のため」と言っている人ほど
わたしは悲しい人はいないなと思っています。

もちろんお金は生活を送るための手段ですから
お金がないと生きていけません。

でも、

それは「手段」であって「目的」であってはいけないのです。

上にも書いてあるとおり
人が働く理由はわたしは「人と関わるため/人の役に立つため」だと思っています。

自分が持っている能力を他人のために使ってあげることが
自分の働く意味だと言えるようになったら
「働くことが嫌」にならず、「働きたくない」とは思わないのかなと思います。

「働く/働かない」は個人の自由ですが、
ぜひ「人のためになること」に興味を持ってもらうといいのかなと思います。

家族をつくらない

この価値観も昔であれば「変な人」扱いだったでしょう。

しかし、2019年1月にNHKが取ったアンケートによると
「必ずしも結婚しなくても良い」と考えているひとは68%と過去最高となっているそうです。

NHKが国民の意識の変化を探る「日本人の意識」調査を実施した。結婚することについて「必ずしも必要はない」と考える人の割合が68%に上り、この25年間で最も高くなった。NHKニュースが報じた。

「必ずしも必要はない」と答えた人の割合は、この質問を始めた1993年以降増え続け、今回は前回の調査より5ポイント増加。また、結婚と子どもに関する質問で「結婚しても、必ずしも子どもをもたなくてよい」と答えた人は60%だった。

NHK調査 7割弱が「必ずしも結婚する必要ないより

ということで

「X歳までに結婚してX歳までに子供を作らないと負け組」

という考えは今や32%側の考えで、少数派の考えになっていることがわかりますね。

答えは自明で「家族を作らない」選択肢はこれから当たり前になるということです。

上記のようなことを言ってくる価値観を押し付けるような人とは縁を切りましょう。

お金に縛られない

先ほども言った通り、
お金は「手段」であり「目的」ではありません。

だからこそ「お金に縛られない」生き方は重要なのです。

お金をばりばり稼いで、でも自分は殺して生きる人生より
お金がなくても気持ちに余裕があって自分のペースを保って生活ができる方が
ちゃんと生きている感じがするし、その方が全体的な幸福度は高いのです。

ではそのようにするためにはどうしたら良いのか。

筆者はまず「節約」スキルを身につけようと述べています。

数ある節約の方法の中でも「料理と読書」がおすすめだとのこと。

自炊ができればインスタントラーメンばかりの生活ではなく
栄養のある食事を安価で済ませられるようになります。

読書は本を書いた人の人生のエッセンスを2000円ぽっちで知ることができる
最強の勉強ツールです。

お金をかけなければお金に追われることはありません。

自らの人生を生きやすくするようにしましょう。

居場所があれば生きていける

最後に、色々と新しい生き方について述べてきましたが、
人間が人生でやることについて話していきます。

この本では

人間が人生の中でやることって結局、だいたい7割くらいは「居場所」を作るための行動じゃないかと思う。
残りの3割は「理想を追求する」とか「空想や妄想を広げる」とかそういうもの

と述べられています。

繰り返しになりますが、人生で大事なことは

・一人で孤立せずに社会や他人のつながりを持ち続けること
・自分が何を好きか、何をしている時に一番充実や幸せを感じられるかをちゃんと把握すること

です。

自分にとって居心地のいい場所を持ち、その周りの人たちと関わっていきていく

それがこれからの新しい生き方ということなんだと思います。

まとめ:他人の価値観に生きるのではなく自分を生きよう

ということで、今日は「持たない価値観」について考えてきました。

「自分」を大切にして生きるって一番大切だけど
日本人の人は特にできていないのではないかなと思います。

ぜひ、「自分」を大切にしていきましょう^^

それでは今日はこれで^^