投資の基礎知識

ワイン・アートへの投資を徹底解説!【SWAGへの投資】

こんにちは。
元野村證券女性営業マンのフリーファイナンシャルアドバイザーNatsumiです。

今日は「資産運用」の話です。

先日、「シルバー・ワイン・アート・ゴールド=SWAG」への投資が
株式よりも確実な投資方法として経済紙に注目されている、と書きました。

【シルバー・金・SWAG投資】貴金属への投資方法を徹底解説! こんにちは。元野村證券女性営業マンのフリーファイナンシャルアドバイザーNatsumiです。 今日は「資産運用」の話です。 ...

ということで、今日は、

「ワインとアート」への投資

についてまとめていきたいと思います。

  • SWAGについて知りたい人
  • SWAG投資の勉強方法を知りたい人
  • 株式ではない投資方法を知りたい人

な人はぜひ読んでくださいね。

SWAGとは「シルバー・ワイン・アート・ゴールド」の頭文字を並べたもの

まずは、「ワインとアート」への投資の話をすることになった、「SWAGへの投資」についての復習をしましょう。

本来、「SWAG」という言葉の意味は、アメリカの若者たちの間で使われる「センスがいい/スタイリッシュ」といった意味のスラングです。

しかし、この言葉が「経済紙」で使われていたとすると、その意味は

  • Silver/シルバー
  • Wine/ワイン
  • Art/アート・美術品
  • Gold/金

の4つの投資商品の頭文字を並べた言葉になります。

これが、エコノミストのジョー・ローズマンが、株式投資より確実な投資商品としてインベストメントウィーク誌で、「SWAG」を発表したのが始まりです。

SWAGへの投資というと日本ではあまり使われない言葉なので、なかなか馴染みがないかも知れませんが、金や銀は今でも幅広く実物保有の方法や投資商品も用意されていますし、アートが驚愕するような値段でオークションで取引されているのはよくニュースでも流れていますし、ヴィンテージのついた希少価値が高いワインがプレミアムがついて、とても値段が高くなっていることもご存知の人は多いかも知れません。

ワインとアートは市場があるわけではないので、取引はオークションや当事者同士で行われていますが、どんな取引の仕方であれ、買ったものが高くなって売れるのであれば、「投資」としては素晴らしい投資商品なんだと思います。

ワインへの投資

ワインの投資商品としての価値

ワインは飲み物ですので飲んでしまえば、投資だの値上がりしただの関係ありませんが、出来やその希少性から高級ワインが誕生したり、そのワインにプレミアがついたりして値段が上がったりし、ワインの売り買いで利益を得る「ワイン投資」なるものも最近は行われています。

原理は株と同じで

比較的安い値段でワインを仕入れ、熟成させ価値を高めて売却する

「安く買って高く売る」という投資方法です。

景気の上昇とともに、アメリカでは高級ワインブームが到来し、
テレビや雑誌、新聞などではワインの話題が多く取り上げられるようになりました。
ますます高級ワインの裾野は広がり、ワインオークションで次々と世界最高価格が出された

と、渡辺順子著「ビジネスエリートが身につける教養としてのワイン」で述べられています。

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ワイン投資の特徴

金融商品投資と異なった魅力があります。

以下、「教養としてのワイン」からの引用ですが、

ワインは付加価値と希少価値により価格が変動する唯一の商品です。
たとえば、ヴィンテージによっても付加価値が変わります。
同じ名の商品でも、生産年によって価値が全く変わるものは他にはなかなか見受けられません。

また、毎年、その本数も減ってきていますので、希少性も年々高まります。それによっても価格が高騰するのです。

さらに、長く保管すればするほど基本的に価格が上がっていきます。
不動産物件などは日に日に価値が下がっていくものですが、
ワインは食品でありながら賞味期限もなく腐るわけでもなく、
逆に古ければ古いほど価値が上がるのです。

ワインにも飲み頃のピークがあるので、ピークを過ぎたワインは徐々に人気が下がります。
しかし、そうしたワインを「アンティーク」という感覚で集めるコレクターも多く、
そこにもまた付加価値が生まれるのです。

その売買の容易さも魅力的となっています。
基本的にワインは、銘柄とヴィンテージを伝えるだけで売買が成立します。
ワイン好きも世界中に存在し、マーケットが広いのも魅力の1つです。

と、いうことでまとめると、


特徴→・付加価値と希少価値とヴィンテージにより価格が変動する商品
・本数が減ればその分希少価値が高まり、価格が上がる
・長く保管すれば基本的に価格が上がる

魅力→・ピークが過ぎてもマーケットが広いので売買が成立する
   ・売買が容易・銘柄とヴィンテージを伝えれば売買成立

という特徴と魅力があると言えます。

実際の商品

それではここで実際に投資商品として売買されるワインが、どれくらいの値段なのか見ていきましょう。

世界で最も高価なワインとして有名なのは

ロマネ・コンティ

という、フランスのブルゴーニュ地方の限られた地域でのみつくられる赤ワインです。

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ロマネ・コンティは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村にあるピノ・ノワール種の特級畑(グラン・クリュ)の名前であり、その畑のブドウから造られる赤ワインの名前でもあります。

ロマネ・コンティの畑の広さはわずか1.8ヘクタールですが、東南東に向いた日当りの良い場所にあり、グラン・クリュの畑に囲まれています。複雑な地層をもつ土壌の上部は石灰質でやせているため、ブドウの根は地中深くまで伸び、地中のミネラルや多様な要素を吸収することができます。つまり、ロマネ・コンティの畑は、立地、土壌共にブドウ栽培において最適な条件を満たした傑出したブドウ畑なのです。

ヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を構えるロマネ・コンティの生産者、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(以下、DRC)は、ロマネ・コンティの畑の他、ヴォーヌ・ロマネ村をはじめ近隣の村に8つの特級畑を所有しており、そのいずれの畑からも卓越したワインを生産しています。

ブルゴーニュでは、通常ひとつのブドウ畑を複数の生産者が分割所有しているため、同じ畑名や同じ村名のワインを多くの生産者が造っているのが一般的なのですが、ロマネ・コンティはDRCのみが所有するモノポール(単独所有畑)なので、ロマネ・コンティという名のワインはDRCが生産したものしか存在しません。

世界で最も高値で取引されるワイン、ロマネ・コンティとは?:ENOTECAより

さて、このロマネ・コンティのワイン1本の値段は

平均で221万円

で取引されているそうです。(ワイン検索サイト「wine-searcher」より)

ワイン1本で200万円以上とは驚きですね・・・。

それこそとんでもない資産となる意味がわかる気がします。

ちなみに、このロマネ・コンティ。

2002年には40万円ほどで取引されていたとの情報もあり、

その価格は約20年弱で、

5倍

になっていると予測できます。

20年で5倍ということは、1年で25%の利回り計算になります。

恐ろしい投資商品です・・・。

このように、銘柄によっては大きな利益を出せるワインへの投資が、近年では人気になってきているのです。

アートへの投資

さて、次はアートへの投資について説明していきます。

アートの投資商品としての価値

アートも家に飾ったりしておくだけでは投資だの値上がりだのは関係ないかもしれませんが、そこに「売買」という手法が入ってくると話が変わってきます。

アートもワインと同じようにその希少性やアーティストの有名度合いによって、値段が上がったりする投資商品として捉えられている側面があります。

実際に10万円で買って30万、50万円と上がっていくことは珍しくありません。
10年タームで見ると株のような金融商品よりも平均してリターン率が高いんです。
変な作品さえ選ばなければ、15〜20%の売買手数料込みでもアートのほうが2〜3倍になる可能性は高い。

と、『教養としてのアート 投資としてのアート』を書いた現代アートのオンライン販売「タグボート」の徳光健治社長も述べています。

実際の商品

では実際に美術品を例に出して、どれくらい利益が出るものなのか確認していきましょう。

奈良美智さんを例に出したいと思います。

世界的に評価されている美術作家で、ニューヨーク近代美術館やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されるなど日本の現代美術の第二世代を代表するひとり。
特徴的なこちらを見返す人物をモチーフにしたドローイングやアクリル絵具による絵画で知られる。

女の子の絵や犬の銅像などで有名な方です。

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1996年に小山登美夫ギャラリーで絵本の原画展を行いました。同じ頃、名古屋のギャラリーで見た奈良さんの初期のドローイング作品は確か、1点がわずか5000円くらいだったと記憶しています。

今、その原画はいくらでしょうか。もちろん作品によるのですが、ウェブギャラリーのタグボートの価格によれば、奈良さんのドローイングの標準的価格は30万円~70万円くらいのようです。

つまり、上昇率は12年間で60倍から140倍となっています

10年でなんと500倍!アート投資のススメ:DYARTより

上昇率はなんと

60-140倍

ということで、

1年で5倍・500%の利回り商品ということができます。

金融商品を買うのがバカバカしくなるくらいの利回りです。

ワイン・アート投資のリスク

利回りがすごいとは言え、ワインとアートへの投資は一歩間違えれば「0円」になってしまう投資です。

投資をする際は知識を豊富に持っている人に力を借りて行うようにしましょう。

まとめ:ワインとアートへの投資は利回りが驚愕

ということで、今日は、ワインとアートへの投資について話してきました。

株式投資の利益が数%あるだけで喜んでいるのがばかばかしくなるような、利回りの投資方法でしたね。

しかし、これはかなりうまくいった場合を紹介しています。

そんな投資ができるようにぜひ知識を蓄えたいものです。

それでは今日はこれで^^