企業分析

スマートニュースの企業分析【日本のユニコーン企業の強み・ビジネスモデルを徹底解説】

こんにちは。
元野村證券女性営業マンのフリーファイナンシャルアドバイザーNatsumiです。

この記事では「企業分析」をしていきます。

ツナモンスター
ツナモンスター
最近ニュースアプリが流行っているよね。
日本でも「スマートニュース」っていうアプリが人気みたい。
CMがよく流れているよね。
どういう企業なんだろう?教えて!!

乃木坂46や千鳥が出演しているスマートニュースのCMはみなさんも見たことがあるかもしれません。

最近ではニュースだけではなく、クーポンの配信など、私たちの生活により近づいた形のアプリとなっています。

今日は、その

スマートニュース

の企業分析をしていき、

  • スマートニュースがどんなことをやっているのか
  • スマートニュースの強みはなんなのか
  • スマートニュースの今後の戦略

を明らかにしていきたいと思います。

スマートニュースってどんな会社?

スマートニュースは、

スマートフォンアプリケーションの開発・運営/インターネットサービスの開発・運営

をしている会社です。

2012年に鈴木健氏、浜本階生氏により創業されました。

スマートニュース
スマートニュース
開発元:SmartNews, Inc.
無料
posted withアプリーチ

このアプリのマークはみなさんも見たことがあるかもしれません。

毎日のニュースや話題をこのアプリから入手している人も多いでしょう。

ニュースといえば「Yahoo Japan!」のニュースを見ていた人も多いかもしれませんが、
ここ1年間のニュースカテゴリー利用者数が一番伸びているのがスマートニュースです。


「スマートニュース」、「グノシー」アプリの利用者数が1年間で500万人以上増加:jiji.comより)

スマートニュースの企業価値は10億ドルを超えており、
時価総額10億ドルの企業価値となっている未上場の企業のユニコーン企業の1つとなっています。

ユニコーン企業となっている日本の企業は3社あります。

  • プリファードネットワークス
  • スマートニュース
  • リキッド

の3社です。

企業名 企業価値 業種
プリファードネットワークス 20億ドル AI
スマートニュース 10億ドル ニュースアプリ
リキッド 10億ドル フィンテック

 

ニュースアプリ市場について

モバイルニュース市場は年々成長しています。


急成長するニュースアプリ「SmartNews」の #マーケティングトレースより)

新聞・雑誌などの紙媒体から、パソコン上でのニュースサイト閲覧へと利用者が移行し、現在ではモバイル端末上でのニュースコンテンツ利用が主流となっています。

で主に利用されているポータル系ニュースアプリは、Yahoo!ニュース(アプリ版)が27.7%でトップとなっており、利用率2位はLINE NEWS(24.6%)、以下スマートニュース(18.3%)、グノシー(12.1%)、Googleニュース(11.4%)と続いています。

モバイルニュースアプリの利用者に対して、満足度を聞いたところ、ポータル系アプリの利用者満足度1位はスマートニュースで74.0ポイントとなり、2位はYahoo!ニュースで73.0ポイント、以下LINE NEWS(72.5ポイント)、Googleニュース(72.2ポイント)、グノシー(70.2ポイント)と続いています。


ニュースアプリ利用率は58.7%、ICT総研市場動向調査より)

スマートニュースの強み

主力事業のニュースアプリ「SmartNews」は日米の月間アクティブユーザー数が2,000万人に上り、米国のユーザー数は前年比5倍になりました。

トラフィック解析サービスのParse.lyによれば、英語圏のメディア送客元サービスとしてはYahoo.comを抜いて第10位にランクインしています。

スマートニュースは、2012年12月に、スマートフォンで手軽にニュースを閲覧できるアプリ「SmartNews」の提供を開始。

2014年からは米国版(iOSおよびAndroid)のアプリを提供しています。

東京、サンフランシスコ、ニューヨークにオフィスを構え、北米ならびに世界150か国以上に対してサービス( https://www.smartnews.com/en/ )を提供しており、提携媒体は3,000以上となりました。

また、2019年2月には、日米4,000万ダウンロード突破しました。


SmartNews(スマートニュース)、4,000万ダウンロードを突破より)

2018年3月、SmartNewsに新設された「クーポンチャンネル」により、ユーザー数が拡大したことはもちろん、以前より利用率の高かった男性の中年層に加えて、女性を中心に、若年層や中年層の年代の利用者が拡大し続けています。

ソーシャルメディアは、配信されるニュースはユーザーの興味関心に沿ってアルゴリズムで決めることが多いですが、

スマートニュースは米国では真逆の発想を取り入れ、「ポリティカルバランシングアルゴリズム」と呼ぶアルゴリズムを導入し、利用者をのばしています。

米国での急伸の背景にあるのは、ニュースの「信頼性」だと鈴木氏は語る。

2016年の大統領選を境にして、特に米国では「フィルターバブル」の問題が取りざたされるようになった。フィルターバブルとは、検索エンジンやSNSのアルゴリズムによって、本来フィルター(ふるい)がかけられて届いている情報が、あたかもすべての情報であると受け止めてしまう。そんな事象が無数のバブル(泡)のように存在している状況を指す。たとえば支持政党ごとにSNSを通じて届く情報が異なり、社会の分断が進む結果となった。
スマートニュースがユニコーン企業入り、米国ではすでにヤフー超えより

そのため、支持政党に限らず、政治的な思想においてバランスの取れた記事を配信するよう調整しているそうです。

そのため、アメリカで受け入れられ急成長の結果となっているそうです。

スマートニュース今後の戦略

この好調の米国を中心とした海外市場を見据え、スマートニュースはサービスや事業のグローバル開発体制強化に投資しています。

スマートニュースは、“プレステの父”である久夛良木健氏を社外取締役に任命した他、米Facebookでニュースフィードのインフラ責任者を務めていたYoulin Li氏がエンジニアリングやバックエンドシステムなどを担当するバイスプレジデントとして参画

技術開発拠点は東京、サンフランシスコ、ニューヨークに加えて、シリコンバレー中心地にあるパロアルト、福岡、上海にも開設。エンジニアやプロダクトマネジャー、データサイエンティストなどの採用を強化している。
スマートニュースが31億円の資金調達 米国など海外市場を強化より

 

共同創業者である浜本階生氏がスマートニュースの始まりと、アメリカでの急成長などについてインタビューに答えている記事はとても面白いので
ぜひ読んでみることをお勧めします。

▶︎ 浜本階生氏が明かす、SmartNewsの今 グローバルで急成長する、日本No.1ニュースアプリが目指す場所

まとめ:トウティアオなどの例もありニュースアプリには期待

ということで、
今日は、「スマートニュースの企業分析」をしてきました。

中国・トウティアオの例もあり、ニュースアプリにぜひ期待したいなと思っています。
それくらいプラットフォームの提供は現代におけるビジネスのチャンスです。

日本にもそういう会社が出てきてくれると嬉しいですよね。

それでは今日はこれで^^