こんにちは。
元野村證券女性営業マンのファイナンシャルアドバイザーのNatsumiです。
今日は「資産運用」の話です。
「投資しよう!」と思ったけど、何から始めたらいいかがわからないや!自分がいまどんな投資の勉強をしたらいいのかわかるように、体系的にまとめてほしいな!
確かに、「いざ投資を始めよう」と思っても、いろんな投資の情報が世の中には溢れていて、どこから勉強を始めたらいいかわからないですよね???
こんな悩みへの私の答えは・・・・・
まずは口座を作って取引をすること!!!!!!
です。
なぜなら、「実戦すること」が最も勉強になるからです!
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「机上でいつまでも勉強をしていても、投資をしない人はしない」ですし、「勉強しなくても投資を始めて、実践しながらどんどん知識を得ていく人はどんどん投資」します。
最初は勉強しながら取引をしていくので、取引にかかるコストは安い方がいいですね。
投資の取引におけるコストは多くが「売買手数料」ですので、売買手数料が安いネット証券を使うのがオススメです。
ネット証券口座数のナンバーワンのSBI証券は株式手数料も国内最低レベルですし、今後3年間でいかなる手数料を無料にすることも発表しています!
コストを下げるためにはぴったりなネット証券としておすすめです^^

とはいえ、株式の売買で出てくる「板」や、「投資信託の分類の仕方」など知ってから取引したい!という人は、この下の記事を読み進めましょう!
みなさんの
「投資って何?」
「銀行預金にためておくだけではダメなの?」
「投資にはどんな種類があるの?」
「会社についてどうやって調べたらいいの?」
「難しい単語を理解できるかな・・・」
という疑問をばっちり解消できるラインナップとなっています^^
ということで、今日は、
- 「投資したいけど、どうしたらわからない!」
- 「投資したいけど、どんな順番で勉強したらいいのかわからない!」
- 「すでに投資をしているけど、もっと体系的に学びたい!」
という人たちのために、ステップごとに学べる、投資をするのに「勉強するべきこと/理解すべきこと」ロードマップを作りました。
ステップは以下のようになっており、
ステップ1 投資初心者の人が最初に知っておくべき知識
|
↓
ステップ5 自分で考えながら投資できる人が知っておくべき知識
と、ステップが進むごとに、投資の詳しい知識も理解できるように設計しています。
ステップ5までしっかり理解することができれば、「証券会社の新人さんくらいの知識」は取得ができるようにしました。
ということで、今日は
投資初心者が1人前の投資家になるまでの知識習得ステップ
を紹介します。
Contents
ステップ1:貯蓄と投資の違いを知ろう

さて、ステップ1です。
まずは、
「『投資』とは何か?」
といったところから勉強していくのが最初です。
言葉の意味から理解しましょう。
「投資」・・・利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。
goo辞書より
と記載されています。
ではつぎに、「貯蓄」の意味を確認します。
「貯蓄」・・・財貨をたくわえること。また、その財貨。/所得のうち、消費されないで残った部分。
goo辞書より
つまり、
「投資」とは、未来に期待してお金を動かそうとすること
「貯蓄」には、未来に関する意味合いはなく、ただただ貯める
という行動を意味するのです。
銀行預金について知る
さて、「貯蓄」と「投資」の違いを理解するには、まず先に銀行預金について知識を深めるのが良いです。
現在の日本は、歴史的にみても世界的にみても、
とーーーーーっても金利が低い!!!
のはご存知ですか?
金利とは、ここでの意味は「政策金利」のことですが、「政策金利が低い」ということは「銀行の預金金利が低く」なることにもつながります。
例えば、日本のメガバンクである三菱UFJ銀行の普通預金の金利は、

0.001%です。
雀の涙にもならないほどの金利ですね・・・。
「銀行の預金金利が低く」なると、みなさんが「銀行に預けてもらえるお金に付く利金」も少なくなりますね。
そうなる何が起こるかというと・・・
「銀行からもらえる金利」と「投資することによる配当金」を比べると雲泥の差になるわけです!!!!!
例えば、100万円を貯蓄と投資をしたとして、
「貯蓄」で1年にもらえる金利は「10円」(税引き前)
「投資」で1年にもらえる金利は「10,000円前後」(銘柄による/税引き前)
です。
「1,000倍」の違いがあります。
1,000倍を10年積み上げたら・・・ため息が出るほど差が広がりますね。
この事実をまず最初に知識として知っておきましょう。
そして、この事実があるこそ「投資」する必要性が出てくるのです。
銀行預金の知識はこちらの記事で詳しく勉強しましょう。

日本の家計金融資産と世界の家庭金融資産の違いを知る
「預金」と「貯蓄」の違いがわかったところで、次は「日本の家計金融資産」と「世界の家計金融資産」の違いの知識も理解しましょう。
「日本の家計金融資産」と「世界の家計金融資産」の間には、
- 日本の家計金融資産のほとんどが銀行預金
- 世界の家計金融資産のほとんどが変動金融商品
といった歴然とした違いがあります。

その理由を理解するには、直近20年の「日本と世界が歩んできた経済状況の違い」を理解する必要があります。
直近20年の日本と世界の経済状況は、
- 日本・・・経済はデフレ下
- 世界・・・経済はインフレ下
という大きな経済状態の違いがあります。
そして、今も継続してこの状態です。(日本は現在はスタグフレーションに近い)
さて、みなさんは
デフレ下で強い金融資産/インフレ下で強い金融資産
をご存知ですか?
答えは、
- デフレ下で強い金融資産・・・銀行預金
- インフレ下で強い金融資産・・・株や不動産などの変動商品
です。
このような理由で、
- デフレ下の日本は、家計金融資産の「銀行預金」の割合が増える
- インフレ下の海外は、家計金融資産の「変動金融商品」の割合が増える
という違いが生まれました。
さて、これから日本は「デフレ/インフレ」どちらの経済になることを希望しているでしょうか。
日本は、今後
インフレの経済にする
ことを期待しています。
ということは、
「インフレ状況下で強い変動金融商品」の割合を増やさなくてはならない
ということになりますね。
この違いからも投資の必要性を知ることができました。
ステップ2:「投資」について勉強しよう

さて、投資と貯蓄の違いを理解し投資の必要性を理解したところで、「投資」自体について理解を深めていきましょう。
ミリオネアマインドを身に付ける
まずは、投資をする前に投資する際の心構えを作りましょう。
私のブログでは、
お金持ちマインド
と紹介したことがありますが
ミリオネアマインド
と紹介することもできます。
投資は「お金を引き寄せる行動」でもあります。
だからこそ、「お金を引き寄せるための物事の考え方や法則」を知る必要があります。
例えば、
- 他人のためになることにお金を使う
- 自分自身の価値を高めることにお金を使う
- お金は中立なもの
- お金を使って時間を買う
- 資産になるものにお金を使う
などが挙げられるでしょう。
まだまだ他にありますが、詳しくはこちらの記事をご覧ください。


投資の大原則を勉強する
最初は「投資の常識/大原則」を必ず勉強しましょう。
個人で動かせるお金は機関投資家から見れば「雀の涙」です。
雀の涙もないかもしれません。
そんな私達が市場を味方につけるためには、市場の動きやこれまでの常識について勉強しなければなりません。
投資の大原則を知ることは投資をしたいと思う人の「必須勉強事項」です。
この知識をつけて投資を始めないときっと痛い目にあうでしょうし、投資の成績もよくないと思います。
それくらい投資の大原則は投資家の基礎です。
箇条書きすれば、
- 若いうちから貯蓄を始め、続けること
- 会社や国の制度を有効に活用すること
- 「インデックス・ファンド」で分散投資
- 年に1度、資産配分を見直す
- 自分の決めた投資方法を守り、市場の動きは気にしない
となります。
どれも重要な大原則なので、この際覚えましょう。
詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。

投資の鉄則を肝に銘じる
投資の大原則など理解して欲しいことは多いのですが、そのなかでも絶対にいかなる取引の際でも肝に命じておいて欲しい考え方は、
割安株を見つけて投資し、妥当な値になったら売ること
です。
安い時に買い、高くなったら売る
ということです。
これが「株取引」の重要な基礎です。
これを忘れてしまって、「相場がすごく上がっている時に買ったり、相場が下がっている時に怖いからといって無理に売る」などの取引をしないようにしましょう。
割安株の考え方などはこちらの記事をご覧ください。

投資初心者の人が投資について勉強するのにおすすめの本
上記の3つのことを学ぶには「本を使って学ぶ」のもオススメです。
これらの本はぜひ投資を始めるなら基礎として読んでおきたい本です。
それぞれの本の詳細はこちらの記事にまとめてあります。

証券マンなら必ず読むべき投資の本
初心者さんよりももう少し勉強したいという人には、証券マンが読むべき投資の本もまとめてあります。
具体的には、
こちらの本を、投資初心者さんが読むべき本にプラスして紹介しています。
ぜひ、こちらも読んで見ると良いと思います。
その他プラスしている本についてはこちらをご覧ください。

ステップ3:投資の種類を勉強しよう

さて、投資の基礎について勉強したところで、次は「投資の種類」について理解していきましょう。
株式投資/投資信託投資/債券投資/不動産投資の違いを知る
投資と一言に言ってもいろいろな投資対象があります。
日本でできる主な投資対象先は
- 株式
- 投資信託
- 債券
- 不動産
の4つでしょう。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、それぞれの投資についてしっかり理解した上で投資対象を決めましょう。
株式投資のあれこれ
株式投資は
「企業が発行する株式を株価の上昇を狙って売買保有すること」
をいいます。
>株式を保有するとできること
株主優待制度などで株式投資が最近は注目されていますが、株式を買い付けし株主になるとできることは他にもたくさんあります。
- 配当金を受け取ることができる
- 株式の値上がり益を享受できる
- 株主優待を受け取れる
- 議決権を行使できる/株主総会に参加できる
株主になるとできることは多いので、詳しくはこの記事で勉強しましょう。

>株式投資で注意すること
市場は様々な要因で動いていますので、株式投資では
- 買付する銘柄
- 保有する時間
- 買付するタイミング
に注意をする必要があります。
それぞれの詳しい解説はこちらの記事で紹介しています。

>IPO・PO取引について知ろう
株式の取引をしたことがある人は「IPO」という言葉を1度でも聞いたことがあるかもしれません。
IPOとは、未上場の会社が上場し、投資家に株式を取得させること
を言います。
- 企業経営者にとっては、市場から資金が調達できるようになること
- 投資家にとっては、初値が跳ね上がり利益が出せる可能性があること
がメリットな取引です。
最近はそこまで勢いがなかったりするのですが、優良銘柄のIPOが出てきた時は注目してみるのが良いと思います。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

また、PO取引も個人投資家にとっては利点があります。
POとは、既上場している企業が市場にある株数を増やすこと
をいいますが、
- 企業経営者にとっては、株の流動性が高まること
- 投資家にとっては、割引価格で株が買えること
が、メリットな取引です。
こちらも個人投資家にとっては旨味のある取引なので理解すると良いと思います。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

>立会外分売について知ろう
立会外分売も株式をお得に買い付けする方法の1つです。
企業や大株主が証券取引所の取引時間外に株を割引価格で投資家に売り出すこと
をいいます。
POと取引は似ていますが、POは立会外分売よりも大きい額の取引をする際に使われます。
また、POは立会外分売よりも長い期間を取引に有します。
PO | 立会外分売 | |
取引金額 | 立会外分売よりも大きい | POより小さい |
期間 | 仮条件決定から約半月 | 分売条件決定から1日 |
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

>株式分割/株式併合について知ろう
企業は時々自社の株を「株式分割したり株式併合したり」します。
資本金を変えずに発行済株式数を増やせる/資本金を変えずに株価の引き上げを行える
などの企業側のメリットがあるために行われます。
株式分割は投資家にとっても利点がある一方、株式併合は投資家にとって不便を被る場合がありますのでこれらの情報は常にチェックする必要があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

投資信託投資のあれこれ
投資信託の種類は毎年どんどん増えています。
あらゆる種類の投資信託の中から自分にあった物を選ぶことが可能になりました。
とはいえども、その「自分にあった投資信託」ってどうやって選べば良いのでしょうか。
投資信託は大きく分けて2つの分類することができます。
その2つの分類の仕方がいくつかあるイメージです。
例えば,、
- パッシブ運用/インデックス運用
- 毎月分配型/再投資型
- 集中投資型/バランス投資型
と分けることができます。
どちらの運用方法が自分の投資意向に合うのか考えることで、自分にあった投資信託を見つけることができます。
それぞれの運用方法についてはこちらの記事をご覧ください。

また、投資信託の運用方法や種類、入っている銘柄を確認する方法は、「投資信託の運用報告書」を見るのが良いでしょう。
投資信託は運用会社によって運用が管理されており、「毎月の運用成績やどのような銘柄で運用しているか」を運用会社は開示しています。
自分の持っている投資信託の詳細を理解するためにも、運用報告書はしっかり目を通すようにしましょう。
運用報告書の入手の仕方と見方はこちらの記事をご覧ください。

債券投資のあれこれ
株式や投資信託だけでなく債券での運用の知識も習得しましょう。
債券とは・・・国・地方公共団体・独立行政法人・事業会社などが、資金を調達する際に、元本の返済や利子の支払いなどの条件を明確にして発行する有価証券。
他の投資商品と比べて確定している条件が多いのが特徴の投資商品です。
(投資した会社が倒産などの状態にならない限り)
「○年の間投資金額に対して○%の金利をお渡しします」
という投資商品です。
また、変動の振れ幅が他の投資商品より少ないため、「大きく変動するのはできれば避けたい」という人にはおすすめの投資方法です。
債券投資の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

不動産投資のあれこれ
実物としての不動産投資も人気ではありますが「不動産投資信託」としての投資も人気があります。
REIT(リート)ともいいます。
REIT(リート)・・・投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する商品
実物不動産を保有するとなると
- ローンを組むための信用力(または一括で払えるだけの資金)
- 投資不動産として魅力か実際に見る
- ポートフォリオの偏り
など、様々なハードルをクリアする必要があります。
その点、REITへの投資となれば
- 少額から始められる
- プロに投資不動産の選別は任せられる
- ポートフォリオによって金額が自由に決められる
など、容易に投資が可能になります。
分散投資の1つの選択肢としてポートフォリオに組み入れると良いかもしれません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

長期投資/短期投資の違いを知る
それぞれの投資対象について理解したところで、次は「長期投資と短期投資」の違いを理解しましょう。
- 「長期投資」とは・・・主に1年以上の保有を目的としてキャピタルゲインとインカムゲインを狙った投資
- 「短期投資」とは・・・主に3ヶ月以内の保有を目的としてキャピタルゲインのみを狙った投資
ということができるでしょう。
短期投資は「投機」としての意味合いが大きいのが特徴です。
自分がしたいのは「長期投資なのか/短期投資なのか」を明確にしないと、投資成績や投資判断に大きな影響を与えますので、この辺りはしっかりと区別できるようにしましょう。
長期投資と短期投資の詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。

分散投資/ポートフォリオ戦略/集中投資について知る
分散投資(ポートフォリオ戦略)と集中投資についても知識を深めましょう。
世の中で主に使われている分散投資の意味は
株式/投資信託/債券/不動産の投資対象を組み合わせて投資すること
ということになります。
逆に集中投資とは
1つの投資対象/銘柄のみ投資すること
を言います。
分散投資と集中投資のメリット/デメリットを理解し、どちらの方法で投資するのか決めると良いでしょう。
分散投資についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

また、分散投資を理解するためには「ポートフォリオ戦略」についても理解する必要があります。
ポートフォリオとは、
安全性や収益性を考えた、有利な分散投資の組み合わせ。資産構成。
のことを言います。
「有利な分散投資の組み合わせ」というのが重要です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。

具体的な投資商品を知る
ETF投資
世の中には様々な金融商品があります。
株式のように個別の企業の株を売買することもできますし、指数を売買することもできます。
その指数を売買する取引をするために用意されているのが「ETF」です。
ETFとは「上場投資信託」といいます。
ある指数に連動するように作られた投資信託のことを言い、この投資信託が市場に上場し、指値成り行きの注文で相対取引されているために、「上場投資信託」という名前がついています。
日経平均に連動する指数のETFを売買する場合、
- 日経平均が今後上がると思うなら買う
- 日経平均がこれ以上上がらないと思ったところで売る
という株式と同じような考え方で取引をすることができます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

また、ETFには「レバレッジ」という仕組みを取り入れた商品もあります。
レバレッジとはテコの原理のことで、実際に指数が動いた騰落率に2倍になるように動くように設定された商品が「レバレッジ」という名前のついた商品です。
少ない資金で大きな利益を出したい場合に好まれているETFです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

さらに、ETFには「下がった場合にも利益が出る」仕組みが用意されています。
「インバース」という仕組み/指数になります。
この指数に連動するETFを買うことで「日経平均が1%下がったら、1%の利益が出る」などの取引もできるようになっています。
ちなみに、インバースが2倍になる場合はレバレッジではなく「ダブルインバース」と言います。
詳しくはこちらをご覧ください。

ブルベア投資
指数の騰落率に、3倍以上のレバレッジをかけて利益を狙う商品もあります。
「ブルベア型ファンド」と言われるものです。
スイッチングという取引を使うことで売買手数料を抑えながら、小さな資金でより大きな利益を狙いたい人に向けた投資商品です。
高リスク高リターンの取引となりますので細心の注意が必要です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

貴金属への投資
貴金属への投資は、比較的幅広く商品が用意されています。
金融商品は持っていないけど、金を地金で保有しているという人もいるでしょう。
金融商品と違って「貴金属への投資」は「実物資産への投資」になるので、そこに安心感を持って投資をする人もある一定います。
「無くならないのがいい」ということですね。
分散の観点からも良いと思います。
実際の投資方法は大きく分けて
- 実物の貴金属を買う(一括または積み立てなど)
- 貴金属価格に連動した金融商品を買う
の2つです。
詳しくはこちらの記事で説明しています。

ワイン・アートへの投資
株式投資よりも確実な利回りを得られると今人気なのが「ワインとアート」への投資です。
数年前から高級ワインというのが登場し、今や世界一高級なワインとして有名な「ロマネ・コンティ」は1本200万円は下りません。
ワインは年月を経れば経るほど価値が上がる商品ですので、それを利用した投資が行われています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ステップ4:相場がどのような要因で動くか知ろう

投資の基礎を身につけたところで応用に入りましょう。
個別の株式に対応していくためには、
「どのような状態になると、どのように株価や市場が動く」
というのを理解しておくととても役立ちます。
それを理解していきましょう。
相場の下落の歴史を知ろう
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があります。
みなさんが投資賢者になるためにも
「過去相場が下がった時は、どのような要因で起こり、どのような状況になったのか」
ということを知っておくことは今後の下落に対する備えになりますので、下落の歴史について知っておきましょう。
過去、日経平均相場の大暴落は4回あります。
- バブル崩壊(1991-1993年)
- ITバブル崩壊(2000年12月-2002年1月)
- リーマンショック(2008年-2009年)
- コロナショック(2020年)
そして、これらの暴落に共通して言えることは
下落は予兆なく来る
ということです。
上がっている時に下がることも冷静に考えて取引できるのが一番良いですが人間そんな頭良くできておりません。
だからこそ普段から下落に備えるのが懸命です。
4回の暴落の理由やその後下落に備えるための投資方法についてはこちらの記事をご覧ください。

決算について知ろう
個別銘柄に1番の影響を与える情報は「企業の業績」です。
株価は将来の企業の景気を先取りして動いています。
よって、決算で出る企業の業績や今後の見通しは株式運用においてとっても重要なのです。
例えば、
- 企業が業績の上方修正を出せば株価は上がる
- 企業が下方修正を出せば株価は下がる
ということになります。
企業は1年間で4回決算を発表していますので、これらの情報は逃さないようにしたいです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。

アノマリーについて知ろう
相場にはアノマリーなるものがあります。
アノマリー・・・ 変則的事実。理論では説明できない株価の規則的な現象。
理論では説明ができないのです。
これ位対抗するのは無駄なので、こういうアノマリーがあることを知ってそれに従うのが吉です。
どんなアノマリーがあるのかはこちらをご覧ください。

ステップ5:投資を実際にしてみよう

さあ、ステップ4まで、投資初心者の人が一人前に自分で投資ができるようになるまでの基礎知識を説明してきました。
ステップ5は、
とにかく取引をしてみること!
です!
知識は実践することで花が開きます。
インプットするだけでは意味がないのです。
インプットはアウトプットが伴ってこそ意味を成します。
経験しなければ成長することはできませんし、実際に投資しなければお金も増えませんよ!!!
ということで、ここでは取引を実際にするために必要な情報の集め方について説明していきたいと思います。
株式ツールを使って株式取引のための情報を集めよう
株式を実際に取引するためにはいろいろな指標を確認する必要があります。
- 「今日の株価はいくらなのか」
- 「1日でどれくらい取引されているのか」
- 「株価は割安な状況なのか」
- 「需要と供給のバランスはどうなっているか」
などは確認すると良いでしょう。
これらの情報は各証券会社が提供する株アプリで十分に手に入ります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。

さあ、準備も整ったところで・・・!!
注文の出し方を覚えよう
ここまででどうやって株式を決めたらいいのかは分かったと思いますが、実際に取引の注文を出そうとすると金融商品の取引画面には様々な専門用語が使われており「わからない!」という人もいるかもしれません。
株式の注文においては、まず
- 指値・・・買付の値を指定して買うこと
- 成行・・・場ですぐに売買できる値段で買うこと
などの注文の仕方を理解すると良いでしょう。

また、投資信託においては
- 口数指定・・・口数を指定して買付すること/買付分に手数料がプラスされる
- 金額指定・・・金額を指定して買付すること/手数料も含めて注文を出すことができる
などの注文の別を理解するようにしましょう。

また、債券の取引をされる方もいるかもしれません。
- 新発債券・・・新規に発行される債券
- 既発債券・・・既に市場に出回っている債券
などの債券の種類に関する用語を理解すると良いでしょう。

取引にかかる税金を理解しよう
取引をいざ始めると気になってくるのが「取引にかかる税金」でしょう。
取引にかかる税金は主に2つあり、
- 保有時・・・「配当所得」への課税
- 売却時・・・「譲渡所得」への課税
です。
どちらも「利益」に対する課税ですので、利益が実現しない限りは課税されることはありません。
また、どちらも「NISA口座」での保有をしている株については課税されません。
詳しくはこちらの記事で解説しています。

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まとめ:知識をつけて投資を楽しもう!
ということで、「投資の知識取得5ステップ」を解説してきました。
このステップを踏めば、かなり投資のことは理解できるようになるのではないかと思います。
ぜひ投資への理解を深めて投資を楽しみましょう!
それでは今日はこれで^^